平成14年2月4日(月)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官 :高木 宏明 (0298-50-2310)
環境情報センター長:松井 佳巳 (0298-50-2340)
担 当:企画・広報室 滝村 朗 (0298-50-2453)
:研究情報室 竹内 久智 (0298-50-2343)
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要 旨
国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝える ための研究情報誌「環境儀」第3号を刊行した。
第3号では、 干潟・浅海域をテーマに、生物による水質浄化に関する研究を取り上げ、三番瀬に生息する二枚貝が水質浄化に果たす役割の研究を中心に紹介している。
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1 第3号の内容
第3号では、平成8年度から10年度にかけて実施した特別研究「海域保全のための浅海域における物質循環と水質浄化に関する研究」について、三番瀬に生息する二枚貝が水質浄化に果たす役割の研究を中心に取り上げた。
内容としては、
- 研究担当者へのインタビュー
(木幡邦男 流域圏環境管理研究プロジェクト 海域環境管理研究チーム 総合研究官)
- 干潟・浅海域における水質浄化に関する研究の概要と成果
- 干潟・浅海域の保全をめぐる国内外の動向
- 「海域保全のための浅海域における物質循環と水質浄化に関する研究」の全体構成
のほか、干潟・浅海域に関する解説コラムで構成されている。
なお、わかりやすい出版物とするため、これまでと同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼した。
2 閲覧・入手についての問い合わせ先
- (参考)「環境儀」について
- 国立環境研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるため、平成13年7月に創刊した研究情報誌。創刊号では、「環境中の『ホルモン様化学物質』の生殖・発生影響」を、第2号では、「アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」を取り上げたところ。
地球儀が地球上の我々の位置を知るための道具であるように、「環境儀」の命名には、われわれを取り巻く多様な環境問題の中で、われわれは今どこに位置するのか、どこに向かおうとしているのか、それを明確に指し示すしるべとしたいという意図が込められている。
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