国立研究開発法人国立環境研究所
環境リスク・健康研究センター
リスク評価科学事業連携オフィス 生態毒性標準拠点 Reference Laboratory for Ecotoxicity

第12回生態影響試験実習セミナー受講者募集のご案内

 環境リスク・健康研究センター リスク評価科学事業連携オフィス 生態毒性標準拠点では、生態影響試験に関する標準機関として、幅広い機関への試験の普及を図るため、平成23年度より「生態影響試験実習セミナー」を開催しております。
 第12回目となる今回は、ゼブラフィッシュを用いた胚・仔魚期短期毒性試験(TG-212)および魚類胚期急性毒性試験(TG-236)を対象に、平成30年6月27日(水)~29日(金) の3日間の日程で開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

日程 平成30年6月27日(水)~29日(金)
27日:10:30~17:30、28日:09:30~17:30、29日:09:30~14:30
場所 国立環境研究所 環境リスク研究棟
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2
定員20名
参加者は各機関につき2名
定員超過の場合、
生態影響試験の経験等を考慮し参加者決定
参加費 5,000円
(但し、昼食費、懇親会費は含みません)

開催の趣旨

 日本では現在、化審法や農薬取締法において、化学物質の水生生物等に対する影響を評価するため、藻類や甲殻類、魚類などを用いた生態影響試験が導入されています。しかし事業場等の排水に含まれる多種多様な化学物質に対して、各種法令によって規制・監視されている物質は限られています。そのため、新規の化学物質や複数の物質による複合的な生態影響が懸念されています。
 そこで諸外国では、排水評価・管理において生態影響試験を活用する手法の導入が進んでおり、国内でも環境省において検討が進められています。これを受けて、新たに生態影響試験の導入を検討する機関も増えていくと考えられますが、信頼性の高い試験結果を得るためには、ガイドラインに示された試験法の実際を経験し、操作技術のノウハウ修得、必要な設備・器具等の整備、安定的な試験生物の入手・飼育等を行うことが重要です。
 そこで、環境リスク・健康研究センター リスク評価科学事業連携オフィス 生態毒性標準拠点(旧・環境リスク研究センター レファレンス・ラボラトリー)では、生態影響試験に関する標準機関として、生態影響試験を実施している、または導入を検討している試験機関や地方環境研究所等を対象に、基礎的な知識・技術等の普及を目的とした短期実習セミナーを平成23年度より開催しております。
 第12回目となる本セミナーでは、環境省で検討中の「生物応答を用いた排水試験法(検討案)」より、ゼブラフィッシュを用いた胚・仔魚期短期毒性試験(TG-212)および魚類胚期急性毒性試験(TG-236)を対象とした座学と実習を行います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 

セミナーの内容

 欧米の排水試験法や国内で検討中の「生物応答を用いた排水試験法(検討案)」に用いられている、ゼブラフィッシュ(Danio rerio)を用いた胚・仔魚期における短期毒性試験に加え、欧州で主に実施されている魚類胚期急性毒性試験を対象とし、主に以下の内容を実施します。


  • ゼブラフィッシュを用いた胚・仔魚期短期毒性試験の解説
  • ゼブラフィッシュを用いた魚類胚期急性毒性試験の解説
  • 試験生物の飼育方法や試験に関わる基本的な操作技術の指導
  • 生態影響試験に用いる設備・器具等の紹介
  • 生態影響試験に関わる質問・相談の受付
  • 試験法を用いた研究事例等の紹介

プログラム(予定)

 (※プログラムの内容は、予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。)

日時内容
【1日目】 6月27日(水)
10:30~11:00 受付
11:00~11:15 開会の挨拶、セミナー開催の趣旨など
11:15~12:00  [座学]
12:00~13:00 昼食(自己紹介)
13:00~13:30  [座学]TG-212, 236の概要
13:30~15:30  所内見学:実験施設および実験機器などの紹介
15:30~15:45 休憩
15:45~16:15  [座学]
16:15~16:30 休憩
16:30~17:15  [座学]ゲスト(1)
17:15~17:30  翌日の説明及び準備
17:30~ 懇親会
【2日目】 6月28日(木)
09:30~12:00  [実習] 試験用卵の採卵見学
      試験卵の選別・曝露
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30  [座学] 操作手順および観察の注意点
 [実習] 曝露後の魚卵・仔魚の観察および試験水の換水
14:30~16:00  [座学] TG-236の操作手順など
 [実習] TG-236の実技
16:00~16:15 休憩
16:15~17:00  [座学] ゲスト(2)
17:00~17:30  質疑応答
【3日目】 6月29日(金)
09:30~10:45  [実習] 前日に曝露した卵の観察
10:45~11:00 休憩
11:00~12:00 [座学] 魚類胚・仔魚期における短期毒性試験の統計解析手法
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00  [実習] 統計解析
14:00~14:30 閉会の挨拶、アンケートの実施

参加申込み方法

  • 参加希望の方は、下記、参加申込フォームより必要事項を記載の上、5月28日(月)までにお申込みください。参加者は各機関につき2名までとさせていただきます。定員20名を超過した場合は、生態影響試験の経験等を考慮した上で参加者を決定させていただきます。
     

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  • 上記よりお申込み出来ない場合は、電子メールからもお申込みいただけます。下記を記載の上、件名を 『セミナー参加申込み』 として、メールアドレスメールまでお送りください。
       参加者氏名(フリガナ)、所属(職名)、メールアドレス、電話番号、住所
       生態影響試験の実施状況(経験)
       本セミナーで対象とする生態影響試験に関わる質問

参加受付期間

  参加受付期間 : 平成30年5月7日(月)~5月28日(月)
  参加証送付 : 5月31日(木)までに電子メールにて送付いたします。


問い合せ先

 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター
 第12回生態影響試験実習セミナー事務局
 担当:大曲(おおまがり)、渡部(わたなべ)、山岸(やまぎし)、山本(やまもと)
 Tel: 029-850-2864
 メール