日時 | 令和2年2月21日(金)13:00~17:00(受付開始 12:30) |
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場所 | TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター ホール7 東京都中央区八重洲1-2-16 TGビル (最寄り駅 東京メトロ東西線日本橋駅A1出口徒歩1分) https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyo-nihombashi/access/ |
定員 | 345名 |
参加費 | 無料 |
主催 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
共催 (予定含む) | 株式会社堀場製作所、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 |
協賛 | 一般社団法人室内環境学会 |
後援 (予定含む) | 大阪府、国立大学法人大阪大学、国立保健医療科学院、 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
災害・事故に起因する化学物質の流出などに伴うリスク事象は、実は過去から何度も繰り返されてきたものです。古くはインド・ボパールの爆発事故はよく知られていますが、その後は中国・天津での爆発事故や多くの事例があります。一方、近年は自然災害に伴って化学物質の流出が起きた事例も経験され、災害・事故に伴う化学物質リスクへの対処が必要とされています。これに対し、防災部局や消防などが従来から対応されてきていますが、多種多様な化学物質が一般環境に放出された場合の対処は、科学的な手法や知見という点でも、また、行政としての対応という点でもまだ十分ではありません。
本セミナーでは、災害・事故に伴う化学物質リスクへの対処のための最新の科学的知見を、環境総合研究推進費S17課題の担当者から紹介します。非定常な事象としての化学物質リスクへの対処の考え方、実例に即した検討の進展、水道や自治体などでの検討、予測手法や分析手法、PRTRなどデータの有効な活用方法など多岐にわたる事項をご紹介できると思っています。
ご関心のある方のご参加をお待ちしております。
国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター
環境研究総合推進費S17課題:
災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究
代表 鈴木規之
(※プログラムの内容は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。)
時間 | 内容 | 講演者 |
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12:30 | 受付開始 | |
13:00 | 開会挨拶 | 鈴木 規之 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター センター長 |
13:00~13:05 | 環境省挨拶 | 笹原 圭 環境省大臣官房環境保健部環境安全課 課長補佐 |
13:05~13:15 | 開催趣旨 | 鈴木 規之 |
13:15~13:35 | 災害・事故での化学物質リスクとその対処 -新たな課題と今後の取り組みー | 鈴木 規之 |
13:35~13:55 | 災害・事故等のリスク管理における対策オプションの評価に関する研究 | 東海 明宏 国立大学法人大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 |
13:55~14:15 | 水質事故等の異常検知と影響予測手法の開発 | 浅見 真理 国立保健医療科学院 生活環境研究部 上席主任研究官 |
14:15~14:35 | 災害・事故事象による化学物質の大気・水域拡散予測手法の開発 | 恒見 清孝 国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門 研究グループ長 |
14:35~15:00 | 休憩 | |
15:00~15:20 | 速やかかつ網羅的な化学物質把握のための分析手法の開発 | 井ノ上 哲志 株式会社堀場製作所 開発本部 第1製品開発センター 副センター長 |
15:20~15:40 | 事故・災害時における半揮発性物質モニタリングのための網羅的分析法の開発 | 中島 大介 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター 曝露影響計測研究室 室長 |
15:40~16:00 | PRTRデータを活用した化学物質存在量の推計(仮) | 中村 智 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 環境研究部 参事 |
16:00~16:20 | 災害・事故後に環境中に残留する化学物質汚染の除去対策(仮) | 井上 大介 国立大学法人大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 准教授 |
16:20~17:00 | 質疑応答 | |
17:00 | 閉会挨拶 | 浅見 真理 |
国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター S17プロジェクト担当