記者発表 2008年7月10日

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温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の愛称募集について
(お知らせ)
(宇宙航空研究開発機構・筑波研究学園都市・環境省各記者クラブ同時発表)

平成20年7月10日(木)
(独)国立環境研究所 
  国環研GOSATプロジェクトオフィスマネージャ: 渡辺 宏(029-850-2035)
  企画部広報・国際室: 竹内 志乃(029-850-2309)
(独)宇宙航空研究開発機構広報部 報道グループ
  報道グループ長:大嶋 龍男(03-6266-6413)
  担 当: 萩原 明早香(03-6266-6414)
環境省地球環境局総務課研究調査室
  直 通: 03-5521-8247
  代 表: 03-3581-3351
  室 長: 塚本 直也(内線6730)
  補 佐: 世一 良幸(内線6731)
  担 当: 橋本 徹(内線6735)

(独)宇宙航空研究開発機構「以下、JAXA」、(独)国立環境研究所及び環境省は共同で、二酸化炭素などの温室効果ガスの全球的な濃度分布と亜大陸規模での吸収排出状況、さらにその時間変動の把握を目的とした温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT:Greenhouse gases Observing SATellite)を平成20年度に打上げ、温室効果ガスの全球観測およびそのデータの配布を実施します。この衛星に対して広く皆様に親しみを持っていただくため、衛星の愛称を募集いたしますのでお知らせいたします。

(参考)GOSAT(ゴーサット)について
地球の息づかいを見つめる目
〜地球の「今」を知り、私たちの「未来」に活かす〜

現在、世界で取り組もうとしている地球温暖化対策をさらに進めるためには、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの地球上でのふるまいを正しく知ることが必要です。GOSATは、今年度打上げ予定の、宇宙から温室効果ガスを観測する世界初の人工衛星です。GOSATのデータは、地球温暖化にかかわる地球の「今」を知り、私たちの「未来」のために活用されます。

<GOSATで分かること>

(1) 地球温暖化の原因である二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが地球上でどのように分布しているか。

(2) 温室効果ガスが、地球上のどの地域でどれくらい吸収・排出されているか。

募集要領

「温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(ゴーサット)」にふさわしい愛称を付けてください。

1.募集期間

平成20年7月10日(木)〜9月10日(水)
(はがきの場合は、9月10日(水)消印有効)

2.応募条件

(1) ひらがな、もしくはカタカナであること。(ひらがな/カタカナ混じりでもよい。)

(2) GOSATの役割や目的をイメージできること。

(3) 発音しやすいこと。

(4) ローマ字表記しても読みやすいこと。

(5) 過去に打ち上げた日本の人工衛星の愛称と同一とならないもの。(過去の愛称は別紙参照

3.応募方法

インターネット又ははがきによる応募、JAXAの各事業所(一部除く)、国立環境研究所 入口守衛所にて(ただし、7月26日(土)の「夏の大公開」開催時のみ地球環境研究センター内)直接応募ができます。

●  インターネットによる応募
http://www.satnavi-campaign.jp
●  はがきによる応募
必要事項を明記の上、以下の宛先まで郵送してください。

(宛先)
    〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル7F
    (財)日本宇宙フォーラム GOSAT愛称募集キャンペーン事務局

(必要事項)
・ 「温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(ゴーサット)」の愛称(ひらがな、もしくはカタカナ)
・ 氏名
・ 郵便番号及び住所
・ 電話番号 ・ 愛称の説明(任意)
・ 年代(任意)
・ 性別(任意)
・ メールアドレス(任意)

ご応募いただきました個人情報につきましては、JAXAにて管理し、愛称募集の目的のみに使用します。法令などにより開示を求められた場合を除き、個人情報をご本人の同意を得ることなく募集業務に関与する者以外の第三者に開示することはありません。

4.選考

商標上支障があるものを除いた応募数上位案から、愛称1点を決定いたします。

5.発表時期

10月中旬頃、JAXA、国立環境研究所、環境省のプレスリリース及びホームページ等で皆様にお知らせいたします。

6.選定愛称ご提案者への特典

・ 種子島宇宙センターでのGOSAT打上げ見学へペアでご招待(選定愛称ご提案者の中から抽選で1名をペアでご招待。)

・ 認定証 (選定愛称ご提案者全員に、後日送付。)

ご招待する当選者は、ご提案者本人を含む2名様(日本国内居住の方)とさせていただきます。日程(2泊3日予定)その他の詳細につきましては、当選通知とあわせてお知らせいたします。また、当選者名につきましては当選者本人同意の上、JAXAホームページ等で公表させていただきます。

特典(種子島ご招待)に係る権利の譲渡は、不可とさせていただきます。

なお、JAXA、国立環境研究所、環境省の職員及び本愛称募集の関係者については、種子島招待の対象から除きます。

7.応募愛称の取り扱い

●  応募者は、愛称に係る一切の権利(著作権法第27条及び第28条に定められる権利を含む)を無償にて主催者に譲渡するものとします。

●  応募者は、応募愛称に関して著作者人格権の行使をしないものとします。

●  応募者は、応募にあたって第三者の権利を侵害しないように十分に配慮してください。

●  愛称使用にかかる一切の権利は、主催者が保有するものとします。

〈キャンペーン事務局〉

〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル7F

(財)日本宇宙フォーラム GOSAT愛称募集キャンペーン事務局

電話:03-5200-1309

E-mail:gosat_info@jsforum.or.jp

本件に係るお問い合わせ先

宇宙航空研究開発機構 広報部 報道グループ

〒100-8260 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング
Tel: 03-6266-6413〜7 
Fax:03-6266-6910

国立環境研究所

国環研GOSATプロジェクトオフィスマネージャ:渡辺 宏(029-850-2035)
企画部広報・国際室:竹内 志乃(029-850-2309)

環境省地球環境局総務課研究調査室

直 通:03-5521-8247   
代 表:03-3581-3351   
室 長:塚本 直也(内線6730)   
補 佐:世一 良幸(内線6731)   
担 当:橋本 徹(内線 6735)

(別紙)

主な衛星の愛称一覧

技術開発・
試験衛星
通信放送
衛星
地球観測
衛星
地球周辺
観測衛星
月・惑星
探査機
天文観測
衛星
おおすみ さくら うめ しんせい すいせい たいよう
たんせい ゆり ひまわり でんぱ ひてん はくちょう
きく あやめ あじさい きょっこう はごろも ひのとり
さきがけ ふじ もも じきけん のぞみ てんま
じんだい かけはし ふよう おおぞら はやぶさ ぎんが
おりづる こだま みどり あけぼの かぐや ようこう
みょうじょう きらり だいち     あすか
りゅうせい きずな       はるか
おりひめ・ひこぼし         すざく
つばさ         あかり
れいめい         ひので
は、一般公募によるもの
は、現在運用中の衛星

<衛星の愛称例と目的>

・こだま データ中継技術衛星(DRTS)
通信衛星の一種で、静止軌道上に配置され、中〜低高度(300〜1000キロメートル)を周回する宇宙機(衛星など)と地上局との通信を中継する衛星。

・きらり 光衛星間通信実験衛星(OICETS)
将来、重要となる衛星同士のレーザー光による通信システムを軌道上で実験することを目的とした衛星。

・だいち 陸域観測技術衛星(ALOS)
地図作製、地域観測、災害状況把握、資源探査という4つのミッションをもち、高分解能の陸域観測データを全地球的規模で収集することを目的とした衛星。

・かぐや 月周回衛星(SELENE)
月の起源と進化の解明のためのデータを取得するとともに、将来の月探査に必要な技術開発を行うことを目的とした衛星。

きずな 超高速インターネット衛星(WINDS)
インターネット、教育、医療、災害対策などの各分野における衛星利用を推進する宇宙インフラ構想「i-Space」の中で、大容量データ通信分野の技術実証を目的とした衛星。