「環境GIS」ホームページ 「測定地点マップ」サイトの公開について
〜各種環境媒体の環境状況を一括表示できるページを新設〜
(環境省記者クラブ、筑波研究学園都市記者会同時発表 )
平成20年2月22日(金) | ||
独立行政法人国立環境研究所 環境情報センター | ||
センター長 | : 山本 秀正 029-850-2340 | |
情報整備室長 | : 平塚 勉 029-850-2342 |
国立環境研究所環境情報センターでは、環境の状況などをデータマップやグラフなどに表現して可視化し、わかりやすく提供する「環境GIS」システムを構築し、様々な環境調査結果を「国立環境研究所ホームページ」上で公開しています。
今回、「環境GIS」ホームページをリニューアルし、デザインを一新するとともに、「測定地点マップ」サイトを新規公開しました。「測定地点マップ」サイトでは、今まで「環境GIS」ホームページ内で公開してきた大気、水質などの各種環境調査データを統合し、地域内で行われた複数調査の測定地点を、地図上に一括表示できるようになりました。また、地図表示された測定地点の状況を、経年グラフやデータ表の形で閲覧できるようにしました。
「測定地点マップ」サイトでは、今まで「環境GIS」ホームページ内で公開してきた各種環境調査データを統合し、地域内で行われた複数調査の測定地点を、地図上に一括表示できるようになりました。また、地図表示された測定地点の状況を、経年グラフやデータ表の形で閲覧できます。
本サイトは、国土地理院が提供する「Web電子国土システム」を利用しているため、2万5千分の1の精度で表示されるインターネット地図に測定地点を表示し、その周辺の土地利用の状況を調べることができます。
「測定地点マップ」サイトは以下のような特徴があります。
- (1) 特定の地域の大気、水質などの複数媒体の環境の状況が一括して把握できます。
- (2) 経年グラフを表示することにより、環境の状況が悪化しているか、改善しているかを把握できます。
- (3) 測定地点及びその周辺の土地利用の状況がわかります。
- (4) 新たに、環境調査を実施する場合に、どの地点を対象とするかを検討する際に役立ちます。
- (5) 環境アセスメントを実施する際に、対象地点及びその周辺の環境の状況を予め把握できます。
「測定地点マップ」サイト(画面イメージ)

(参考)「環境GIS」ホームページについて
(1) 「環境GIS」ホームページのURL http://www-gis.nies.go.jp/
国立環境研究所は、環境の状況などを地図やグラフなどに表現して可視化し、わかりやすく提供する「環境GIS」システムを構築し、さまざまな環境調査結果を「国立環境研究所ホームページ」上で公開しています。
(2) 「環境GIS」ホームページの各サイトと主なデータマップ
「環境GIS」ホームページには、環境調査の種類ごとに調査結果を公開するサイトがあり、各種のデータマップを見ることができます。
- 1) 「大気汚染状況の常時監視結果」サイト
全国の約2,000地点で測定された、大気中に含まれる二酸化窒素、二酸化硫黄などの大気汚染物質による汚染状況(年(月)平均値・環境基準達成状況)など - 2) 「有害大気汚染物質マップ」サイト
全国の約500地点で測定された、大気中に含まれるベンゼン、トリクロロエチレンなどの有害大気汚染物質による汚染状況(年平均値・環境基準(指針)達成状況)など - 3) 「全国自動車交通騒音マップ」サイト
全国の地方公共団体等が常時監視している自動車騒音の状況(評価区間別環境基準達成状況、騒音測定地点)など - 4) 「公共用水域の水質測定結果」サイト
河川・湖沼・海域の約8,000地点で測定された水質の状況(年平均値・環境基準達成状況)など - 5) 「海洋環境モニタリングマップ」サイト
日本周辺海域(近海)の汚染の状況(水質・底質など) - 6) 「ダイオキシンマップ」サイト
大気・河川・湖沼・海域・地下水・土壌中のダイオキシンによる汚染状況(年平均値・環境基準達成状況)など
「環境GIS」ホームページトップページ(画面イメージ)

【お問い合せ】 環境情報センター
情報整備室 室 長 平塚 勉
地理情報専門職 宮下 七重
電話:029−850−2342 FAX :029−850−2566
e-mail:gis@nies.go.jp(環境GISサイト問合せ窓口)