記者発表 2006年7月6日

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「サマーサイエンスキャンプ2006」の開催について−国立環境研究所富士北麓フラックス観測サイト−
(富士吉田市記者会発表)

 
平成18年7月6日(木)
独立行政法人国立環境研究所
    地球環境研究センター
  陸域モニタリング推進室
    室長 藤沼康実 電話番号 (029-850-2517)
  企画部広報・国際室
    研究企画主幹 広兼克憲 電話番号 (029-850-2308)

1.要旨

サイエンスキャンプは、高校生または高等専門学校生を対象として、体験学習をとおして科学に対する関心を高めるために、独立行政法人日本科学技術事業団が主催、文部科学省、総務省、環境省、農林水産省、経済産業省、国土交通省が共催、各都道府県教育委員会が後援し、多くの試験研究機関が受入機関となって毎年開催している。

国立環境研究所では、受入機関の一つとして、山梨県富士吉田市に所在する富士北麓フラックス観測サイトにおいて、「地球温暖化に対する森林生態系の役割」をテーマに据えた地球環境問題について学習する機会を設けることとしている。カリキュラムは2泊3日で、富士北麓のカラマツ林内で、森林の二酸化炭素吸収などの観測の体験や、手づりの調査道具を用いて森林生態系の様々な機能の調査などを予定している。

日程及び開催場所などは以下のとおり、また、募集要領及びカリキュラムなどの詳細は別添のとおりである。

(1) 日程平成18年7月26日(水)午後2時〜7月28日(金)午後2時

(2) 場所

野外学習:山梨県富士吉田市上吉田(県有林内) 富士北麓フラックス観測サイト

宿泊:ニュー富士見荘(南都留郡忍野村忍草2486)

(3) 参加者

8名の高校生・高専生(男子4名、女子4名)が参加する。

なお、参加者は全国から応募があった中から選考したものである。

(4) 注意事項

・ 富士北麓フラックス観測サイトは無人施設であり、キャンプ開催期間以外の連絡などは下記の問い合わせ先にお願いする。

・ 富士北麓フラックス観測サイトは山梨県有林内に所在するが、富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合が入会権を保護するために借り受けているため、恩賜林組合に対して、事前に入山届けを提出する必要がある。


2.問い合わせ

●研究担当者

独立行政法人国立環境研究所
地球環境研究センター 陸域モニタリング推進室 室長 藤沼康実
  観測第2係 係長 丹羽 忍(事務担当)
Tel:029-850-2517  Fax:029-858-2645  E-mail: fujinuma@nies.go.jp

●企画・広報担当者

独立行政法人国立環境研究所
企画部広報・国際室 研究企画主幹 広兼克憲
Tel:029-850-2308 Fax:029-851-2854 E-mail: hirokane@nies.go.jp