≪開催の趣旨≫

温暖化対策は世界の大きな課題のひとつであり、本年12月に開かれるCOP15で2013年以降の国際的対策の枠組みの合意がめざされています。こうした時期に、日本では、2005年から温暖化影響総合予測プロジェクト(環境省地球環境研究総合推進費プロジェクトS-4「温暖化の危険な水準及び温室効果ガス安定化レベル検討のための温暖化影響の総合的評価に関する研究」)が開始され、日本とアジア・太平洋地域に対する温暖化影響と気候安定化レベルについて総合的な研究を行ってまいりました。

そしてこの度、温暖化影響総合予測研究チームは、茨城大学、(独)国立環境研究所、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)、環境省との共催で、S-4(温暖化影響総合予測研究チーム)の成果の紹介と、IPCCをはじめとする最新の温暖化影響に関する国際的知見の紹介を行う事を目的とし、広く一般の方も対象として、下記の通り公開・国際シンポジウムを開催します。

 

≪概要≫

日時

平成21年11月17日(火曜日)13時~16時

会場 浜離宮朝日ホール・小ホール(東京都中央区築地5-3-2)*日英同時通訳有り
参加費 無料
参加方法 こちらのページからお申し込みください
主催

温暖化影響総合予測研究チーム、茨城大学、(独)国立環境研究所、
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)、環境省

後援 文部科学省(予定)

 

講演者

Dr. Kristie L. EBI (IPCC Working Group II Technical Support Unit, Executive Director)
Prof. Marcellinus STIVE (Delft University of Technology, Chair Coastal Engineering)
肱岡靖明((独)国立環境研究所 社会環境システム研究領域/主任研究員)
風間聡(東北大学大学院工学研究科/准教授)
本田靖(筑波大学大学院人間総合科学研究科/教授)

 

総合司会:
田中信行((独)森林総合研究所 植物生態研究領域/主任研究員)

 

パネルディスカッション司会進行:
三村信男(茨城大学教授・地球変動適応科学研究機関長)

 

温暖化影響総合予測研究チーム
茨城大学、(独)国立環境研究所、東北大学、名城大学、(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所、東京大学、
国土技術政策総合研究所、筑波大学、国立感染症研究所、(独)農業環境技術研究所、(独)国際農林水産業研究センター、
(独)森林総合研究所、九州大学、統計数理研究所