食品添加物(しょくひんてんかぶつ)とは、お菓子(かし)やハム・ソーセージ、お弁当などの加工食品を作るときに、色をつけたり味や形をととのえたり、くさりにくくするために加えられるものです。
お店で売っているお弁当のパックには、ラベルがはられています。また、お菓子の箱には、小さい字でいろいろなことが書いてあります。そこには、必ず「原材料名(げんざいりょうめい)」という項目(こうもく)があって、どんなものからその食品が作られているかが書かれています。甘味料(かんみりょう)、着色料(ちゃくしょくりょう)、保存料(ほぞんりょう)、酸化防止剤(さんかぼうしざい)などが、食品添加物(てんかぶつ)です。
食品添加物には、化学的に合成(ごうせい)された人工的なものと、動物や植物から取り出された天然(てんねん)のものとがあります。とくに人工的な食品添加物には、発がん性があると疑(うたが)われるものなどがあったので、いまでは法律(ほうりつ)によって使ってよいものの種類や使い方が決められています。なるべく食品添加物の使われていないものを、新鮮(しんせん)なうちに食べるようにしましょう。 |
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食品の箱やふくろには、「原材料名」として、どんな材料で作られているかが書かれている。 |
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