● ゴミ処理手数料の有料制って、どんな制度なの?手数料は高くないの? |
ゴミ処理(しょり)手数料の有料化を実施(じっし)する自治体が増加しています。その背景(はいけい)には、ゴミ排出量(はいしゅつりょう)の増加(ぞうか)に伴うゴミ処分場(しょぶんじょう)不足の問題とゴミ処理事業の費用負担増加(ひようふたんぞうか)などがあると考えられています。
この問題は どのように考えればよいでしょうか? 有料制を実施する多くの市町村では、指定袋方式(指定したゴミ袋でゴミを出すことを義務付ける)かステッカー方式(ゴミ袋にステッカーをはってゴミを出すことを義務付ける)を採用しています。その際に、多くの自治体では、40リットル程度の袋あるいはステッカーの料金として、1枚あたり20〜80円程度に設定しています。平成13年度の全国ゴミ処理事業経費データを使って、40リットルのゴミ袋1袋分のゴミ処理費用を計算すると、約400円になります。 したがって、ゴミ処理手数料を有料化している自治体でも、多くの場合、処理経費のほんの一部しか負担していないことがわかります。 |