第1回環境ナノテクワークショップの開催について

平成16年6月2日
環  境  省
独立行政法人国立環境研究所


1.開催趣旨

 ナノテクノロジーは、従来型技術の限界を超えることが期待され最近急速に発展してきている分野であり、第二期科学技術基本計画でも重点分野に指定されるなど、我が国において、戦略的に技術開発を進め事業化に結びつけることが求められているところです。その活用・応用としては、「環境」分野への適用の期待が高まっています。
 環境省及び独立行政法人国立環境研究所では、平成15年度より、ナノテクノロジーを環境技術に応用することにより、小型化・高機能化のメリットを活かした革新的な環境技術の開発を目指して技術開発に取り組んでいます。しかしながら、今後、さらに環境技術開発の範囲を広げ、幅広い環境ニーズに応えるためには、環境分野への適用可能性を有する要素技術(シーズ)の発掘が不可欠であります。
 環境ナノテクワークショップは、環境分野への応用(ニーズ)が可能なナノテク技術(シーズ)を発掘する場として、学界、産業界等で開発された技術について発表いただくものであり、ワークショップ参加者間で有用な情報交換を実施することを目的とします。また、環境省より、国立環境研究所との共同研究の提案をさせていただく場合もあります。
 我が国の環境分野におけるナノテク技術の開発、応用をさらに推進するため、できるだけ多くの発表者及び傍聴者の参加をお待ちしています。
 

2.開催概要

 開催日:6月22日(火)13:00−17:00(予定)
 開催場所:国立環境研究所 地球温暖化棟交流中会議室
      つくば市小野川16−2
 参加費:無料
 定員:50名

3.進行プログラム(案予定)

13:00 開会挨拶 環境省
13:10 取組事例紹介 独立行政法人国立環境研究所
13:40 技術の発表 [参加者より6件程度の発表を予定]
17:00 閉会  

4.技術の発表者の募集

以下の3つの条件を満たす技術を発表していただける参加者を募集します。
 [1] ナノテクノロジーに関する技術
 [2] 環境分野への応用の可能性がある技術
   例)環境負荷低減(製造技術のグリーン化技術等)
     地球温暖化対策(二酸化炭素固定・分離技術、省エネ対策技術等)
     環境対策高度・省コスト化(VOC処理技術、ホウ素・フッ素排水処理技術等)
 [3] 3−5年程度内で製品化が期待される実用化のめど目処が立つたちそうな技術
 *発表は、10分間以内、パワーポイントを使用することとします。発表後、15分間の質疑を予定しています。
 

5.参加の申込方法

[1] 技術の発表を希望される場合:
申込書1に必要事項をご記入の上、6月15日(火)17時までに、環境研究技術室宛て電子メールにてお申し込み下さい。お申し込みが多数の場合、内容を勘案し、発表を制限することがありますので、あらかじめご了解ください。
[2] 参加(傍聴)を希望される場合:
申込書2に必要事項をご記入の上、6月15日(火)17時までに、環境研究技術室宛て電子メールにてお申し込み下さい。お申し込みが定員に達した場合、お断りすることがありますので、あらかじめご了解ください。
 

問い合わせ
環境省総合環境政策局環境研究技術室
木野、安部
tel: 03-5521-8239
e-mail: etv@env.go.jp

独立行政法人国立環境研究所計測技術研究室
久米
tel: 029-8-50-2436
e-mail: hkume@nies.go.jp

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