開催趣旨
使用済みテレビ、パソコン、コンピューター、エアコン、携帯電話、冷蔵庫など、さまざまな電気電子機器の廃棄物の総称であるE-wasteは、希少な金属資源を含む一方で、鉛やカドミウム、水銀などの有害物質が含有されています。近年、中国やフィリピン、ベトナムなどのアジア諸国において、経済成長にともなうE-waste発生量増加やE-wasteの不適正リサイクルによる環境汚染や健康被害が問題となっています。
国立環境研究所では、2004年からE-wasteに焦点をあてた国際ワークショップを毎年開催してきました。過去6回のワークショップにおいて、我々はアジアを中心とした各国の専門家とともに、E-wasteのインベントリー、資源性・有害性、越境移動、リユース、拡大生産者責任などの話題について情報を共有し、現状と課題について議論してまいりました。
本年第7回目のワークショップでは、アジア8ヶ国から15名の専門家をお招きし、E-wasteのリサイクル処理プロセス、インフォーマルリサイクルによる環境・人体への影響、適正な回収・リユース・リサイクルに向けた取り組みおよび制度設計に焦点を当てます。アジアの現状を踏まえた上で、環境上適正なE-wasteリサイクル、処理方法に移行するためには、どのような対策あるいは管理方策が必要かについて、講演・議論することを目的としております。
本ワークショップへの多数の関係者のご参加を期待しております。
開 催 日 | 2010年10月19日(火) |
---|---|
場 所 | (独)国立環境研究所 地球温暖化研究棟交流会議室 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 (交通案内) http://www.nies.go.jp/gaiyo/kotu/index.html |
主 催 | 独立行政法人 国立環境研究所 http://www.nies.go.jp/index-j.html |
言 語 | 英語(通訳はつきません) |
参 加 費 | 無料(参加登録が必要です) |
参加登録 | E-mailまたはFaxにて、①氏名、②勤務先(所属)、③連絡先(住所、E-mailアドレス、電話番号) を明記の上、下記までお早めにお申し込み下さい。 送付先 Fax:029-850-2931, E-mail: |
<関連イベント> 10月21日(木)〜22日(金)には、同会場で「第5回アジアにおける廃棄物管理の改善と温室効果ガス削減に関するワークショップおよびシンポジウム(SWGA)」が開催されます。 |
暫定プログラム(敬称略)
10月19日(火) 9:30 |
開会挨拶 |
---|---|
9:45-12:00 | セッション1 「アジアにおけるE-wasteリサイクル技術の類型化」
発表者(予定): 討論者(予定): |
12:00-13:00 | 昼食 |
13:00-15:00 | セッション2 「E-wasteリサイクルの資源性・汚染性」 発表者(予定): 討論者(予定): |
15:00-15:15 | コーヒーブレイク |
15:15-17:15 | セッション3 「E-wasteインベントリ・適正管理制度」 発表者(予定): 討論者(予定): |
17:15-17:50 | 総括討論 |
17:50 | 閉会挨拶 |
18:00-20:00 | 懇親会 |
主催者事務局 吉田 綾, 寺園 淳, 高畑 恒志, 佐藤恭子, 渡部真紀子
(独)国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター 国際資源循環研究室
TEL: 029-850-2985, FAX: 029-850-2931, E-mail:
個人情報について 参加登録で頂いた個人情報は、主催事務局が厳重に管理いたします。