基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | マスキーパイク | (写真なし) |
分類群 | 硬骨魚綱 カワカマス目 パイク科 (Esocidae, Esociformes, Actinopterygii) | |
学名 | Esox masquinongy | |
英名等 | Muskellunge, Muskinonge, Musky | |
自然分布 | 五大湖以南から米国中部にかけて棲息 | |
形態 | 体長~200cmに達する.アヒルのような口をしている.垂直の縞模様がある.(本属中最大の種) | |
生息環境 | 湖,池,水温が低く,流れの緩やかで藻類が多い河川や湖沼. 温度選好性:水温26度以下,長時間で無ければ32度の高温にも耐えられる |
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繁殖生態 | 繁殖期:産卵期は春で4月~5月,ノーザンパイクより2週間ほど遅い.産卵は1週間ほど続く. 小川や湖の岸辺など水生植物の生える場所に産卵する.産仔数:1万~22万粒,8~14日で孵化する.水が9.4~15℃になると産卵する. | |
生態的特性 | 大型の肉食魚である. 食性:肉食で他の魚類やアヒル,マスクラットなどの小動物も襲って食べる. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 国内未定着 |
![]() ※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 国内未定着 | |
侵入経路 | 観賞魚として輸入されていたことがある.米国では釣り対象として放流されたことがある. | |
侵入年代 | ||
影響 | 捕食,競合の可能性あり 影響を受ける在来生物:水辺の小型動物 | |
法的扱い | 外来生物法で特定外来種に2次指定された.移入規制種(佐賀県 環境の保全と創造に関する条例).イギリス・ニュージーランドでは持ち込みが制限されている. | |
防除方法 | 逃がさない | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | モロッコに持ち込まれたことがあるが,定着しなかった |
備考 |
令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査においては,侵入が確認されなかった.
調査結果の詳細について,以下のURLから一覧表を参照されたい.
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
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