| 基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
| 基本情報 | ||
| 和名 | アフリカツメガエル | (写真なし) |
| 分類群 | 両生綱 無尾目 ピパ科 (Pipidae, Anura, Amphibia) | |
| 学名 | Xenopus laevis | |
| 英名等 | African Clawed Toad, Common Clawed Frog, Common Platanna | |
| 自然分布 | アフリカ中南部 | |
| 形態 | 体長7-12cm,背腹方向に扁平な体型で,後足には水かきが発達し,3本の指には爪がある.まぶたと舌を欠く.背面は暗灰色-緑褐色,腹は淡色.ヒゲを一対もつ. | |
| 生息環境 | 湖沼などの止水. 温度選好性:低温耐性があり,凍結しなければ無加温で越冬可能. |
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| 繁殖生態 | 原産地では,乾季には泥中で夏眠し,雨季に水中で産卵. | |
| 生態的特性 | 食性:幼生時には植物プランクトンを食べ,変態後は水生昆虫などを捕食. | |
| 侵入情報 | ||
| 国内移入分布 | 和歌山県・静岡県で定着.千葉県,神奈川県などでも目撃されているが,定着の有無は不明. |
![]() ※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
| 移入元 | 不明 | |
| 侵入経路 | ペットおよび実験用動物として大量に流通. | |
| 侵入年代 | 日本に初めて輸入されたのは,1954年に江ノ島水族館で飼育されたものだが,野外への定着時期は不明.千葉県では1998年ごろから野外でみつかっている.静岡県では,2006年ごろには野外で捕獲されていた. | |
| 影響 | 在来の水生動物に対する捕食圧・競合圧が生じる可能性がある.静岡県では,養殖鯉の子魚に対する食害が生じている. 影響を受ける在来生物:在来の両生類,魚類,淡水性無脊椎動物,養殖魚の子魚など | |
| 法的扱い | 特になし | |
| 防除方法 | 情報整理中 | |
| 問題点等 | 情報整理中 | |
| 海外移入分布 | 英国,カリフォルニア,チリ,メキシコ,ジャワ島,アセンション島(南大西洋)などに定着. | |
| 備考 |
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要注意外来生物(外来生物法)
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