基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 北海道(旭川,室蘭,函館),佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,三宅島, 八丈島)に移入.北海道では,石狩・札幌市などでも記録されている(繁殖の有無は不明). |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明. | |
侵入経路 | 不明であるが,興味本位であるいは実験材料として運ばれた可能性が高い.資材等に紛れて非意図的に導入された可能性もある. | |
侵入年代 | 詳細は不明.伊豆諸島ではまず大島にもたらされ,1980年頃に大発生して問題となった. | |
影響 | 在来生物の捕食. 影響を受ける在来生物:食物となる地表性の無脊椎動物群集に影響を与える. | |
法的扱い | 特になし. 広義のヒキガエル属 Bufo は,外来生物法で全て未判定外来生物に指定されている(特定外来生物指定種,要注意外来生物指定種,国内産種を除く).また,広義のヒキガエル属全種,無尾目全種の幼生は全て種類名証明書の添付が必要. | |
防除方法 | 繁殖期に池を高頻度で見回り成体や卵紐を取り除くことが現実的.本格的に駆除する場合には,繁殖期間中に繁殖池をカエルが越えられないフェンスで囲み,侵入を阻む方法が考えられる. | |
問題点等 | 本種は国内に広く分布し,多くの日本人が身近に接していることから,移動や放逐が特段悪いことと認識されていない.分布域外への放逐は生物多様性の低下をもたらしうることを広く普及啓発することが重要. | |
海外移入分布 | なし. |
備考 |
本種は国内に広く分布し,多くの日本人が身近に接していることから,移動や放逐が特段悪いことと認識されていない.分布域外への放逐は生物多様性の低下をもたらしうることを広く普及啓発することが重要.
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