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アマミアオガエル | ![]() |
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基本情報 | ||
和名 | アマミアオガエル |
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分類群 | 両生綱 無尾目 アオガエル科 (Rhacophoridae, Anura, Amphibia) | |
学名 | Rhacophorus viridis amamiensis | |
英名等 | Amami green tree frog | |
自然分布 | 奄美大島,加計呂麻島,請島,与路島,徳之島. | |
形態 | 体長45~77mm.雌の方が大型.体表面がなめらかでなく,喉の皮膚は弱い顆粒状.染色体数2n=26. | |
生息環境 | 水田や湿原周辺の森林. 温度選好性:不明. | |
繁殖生態 | 雄は水辺で「ルイリリリリ」という声で鳴く.産卵は地中や地表面,樹上など岸辺のさまざまな場所でなされ,雌が泡巣を作ってその中に卵を産み付ける.孵化した幼生は水中に落ちて成長する.産仔数:蔵卵数は数百個と考えられる. 繁殖期:12月下旬~7月 | |
生態的特性 | 植物や,石の下,地面の割れ目などに泡状で90~130mmほどの卵塊を産む. 食性:肉食性.樹上性の昆虫をはじめとする節足動物. | |
移動能力 | 不明.他のカエルの例から見て数百mの移動能力はあると思われる. |
侵入情報 | ||
移入元 | 不明 | ![]() |
国内移入分布 | 八丈島(伊豆諸島)に移入されている.奄美諸島のいくつかの島に自然分布. | |
侵入年代 | 不明 | |
侵入経路 | 不明だが,鉢植えなどに紛れて非意図的に導入された可能性が高い. | |
影響 | 捕食,競合.もし高密度に達した場合には昆虫やクモ類等の小動物に影響が及ぶと考えられる. | |
影響を受ける 在来生物 |
食物となる地表性の小動物. | |
法的規制 | 特になし. | |
防除方法 | 繁殖期を中心に水辺を見回り,成体や卵塊,幼生を取り除くことが現実的. | |
問題点等 | ||
海外移入分布 |
参考資料等 | 備考 |
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侵入した本種による問題点は特に指摘されていないが,もし高密度に達した場合には昆虫やクモ類等の小動物に影響が及ぶと考えられる. |
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