PETボトルのリサイクル効果に関する公開セミナーのご案内
日 時 | 平成21年2月19日(木)10:00〜16:45 |
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場 所 | 主婦会館プラザエフ(JR四ッ谷駅前) 7階会議室カトレア (案内図) |
主 催 | 廃棄物処理等科学研究費K2063*研究班 |
定 員 | 150名 |
参 加 費 | 無料 |
参加申し込み | たくさんのお申し込みをありがとうございました。受付は終了いたしました。 |
*環境省廃棄物処理等科学研究費K2063 研究課題「国外リサイクルを含むシナリオ間のライフサイクル比較手法と廃プラスチックへの適用」 研究代表者:国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター長 森口祐一 |
開催の背景・趣旨
飲料用PETボトルは、1996年の小型ボトルの自主規制解禁以降、生産量が大きく増加する一方、容器包装リサイクル法のもとでの自治体による分別収集などによって回収率も年々向上し、繊維製品などさまざまな用途への再生利用が行われてきました。一方、近隣諸国の急速な経済発展や石油価格の高騰などにより、回収された廃PETボトルの国外での再生利用が増え、国内のリサイクルシステムに大きな影響を与えてきました。
こうした中、PETボトルが効果的にリサイクルされているのかどうかに対する疑問も呈せられるようになっており、リサイクルの実態やリサイクルの効果についての的確な情報提供の必要性が高まっています。
本セミナーは、(独)国立環境研究所、(独)産業技術総合研究所、東京大学の3機関の研究者からなる研究グループが、環境省廃棄物処理等科学研究費の助成により、平成18年度から3ヵ年取り組んできた研究課題「国外リサイクルを含むシナリオ間のライフサイクル比較手法と廃プラスチックへの適用」の一環として企画したもので、同課題の研究成果を紹介するとともに、PETボトルのリサイクルに携わる各主体を交えて、今日直面している課題や今後のリサイクルの方向性に関する講演・討論を行うものです。
プログラム案
- 総合司会 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻 教授 平尾雅彦
- 開催趣旨説明(10:00〜10:05)
- セッション1(10:05〜12:05)「PETボトルのリサイクルの実態」
- 1. PETボトル等の容器包装の3Rの動向
- 環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室室長補佐 平尾禎秀
- 2. PETボトル等のプラスチックのリサイクルシステムの現状
- (独)国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター長 森口祐一
- 3. 中国におけるPETボトルのリサイクルとPETの需給動向
- (独)国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター国際資源循環研究室長 寺園 淳
- セッション2(13:15〜14:45) 「PETボトルのリサイクル効果のLCAによる評価」
- 4. リサイクル効果の評価のためのLCA手法とデータの整備状況
- (独)産業技術総合研究所安全科学研究部門社会とLCA研究グループ特別研究員 小林謙介
- 5. 国際リサイクルを含むリサイクルシナリオ間の比較
- 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻助教 中谷 隼
- セッション3(15:00〜16:45)パネルディスカッション
- 「環境面・コスト面からみたPETボトルリサイクルの将来展望(仮題)」
- パネリスト(50音順、敬称略)
- 上田康治 (環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室長)
- 鹿子木公春(西日本ペットボトルリサイクル(株)代表取締役社長、廃PETボトル再商品化協議会会長)
- 新美宏二 (PETボトル協議会事務局長)
- 服部美佐子(NPO法人ごみ・環境ビジョン21副理事長)
- 濱田雅巳 (横浜市資源循環局戦略企画官(適正処理部施設課長))
- 堀口 誠 (日本容器包装リサイクル協会理事・PETボトル事業部長)
- 真下富士夫(PETボトルリサイクル推進協議会理事、(社)全国清涼飲料工業会環境部長)
- 司会進行 森口祐一(国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター長)
案内図
財団法人 主婦会館 プラザエフ 〒102-0085 東京都千代田区六番町15番地 TEL 03-3265-8111 |