記者発表 2011年2月10日

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2月初旬に九州から近畿で観測された視程低下(もやの発生)について
(お知らせ)

(筑波研究学園都市記者会、 環境省記者クラブ同時配付 )

平成23年2月10日(木)
(独)国立環境研究所
大気圏環境研究領域: 菅田  誠治  (029-850-2457)
アジア自然共生研究グループ:
大原  利眞  (029-850-2718)
清水     厚  (029-850-2489)


国立環境研究所は、2月に入り九州から近畿地方にかけて観測されている視程低下(もやの発生)の現象について、ライダーネットワーク(国立環境研究所、環境省が運用)や環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)による観測データならびに数値モデル(国立環境研究所、九州大学)を用いた計算結果を解析した結果、視程低下は大陸からの越境輸送による人為起源の微小粒子(エアロゾル)が増加した事が原因であることを見出しました。

詳しくは下記問い合わせ先までご照会下さい。

関連データのリンク先

ライダーによる黄砂・非黄砂観測状況: 
http://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/DustLider.php

環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君): http://soramame.taiki.go.jp/Index.php

東アジアの広域大気汚染マップ:
http://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/ConcentrationMap1.php

大気汚染予測システム(VENUS):
http://www-gis5.nies.go.jp/osenyosoku/index.php 

化学天気予報システム(CFORS):
http://www-cfors.nies.go.jp/~cfors/so4_gpv.html

問い合わせ先

国立環境研究所

大気圏環境研究領域
菅田誠治  TEL:029-850-2457 E-mail:sugatas@nies.go.jp

アジア自然共生研究グループ
大原利眞  TEL:029-850-2718 E-mail:tohara@nies.go.jp
清水    厚  TEL:029-850-2489 E-mail:shimizua@nies.go.jp