独立行政法人国立環境研究所 公開シンポジウム2010

開催のお知らせ
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者ク ラブ、京都府府政記者室同時配付 )
平成22年4月20日(火) | ||
独立行政法人国立環境研究所 | ||
生物圏環境研究領域長(公開シンポジウム担当) | ||
竹中 明夫 (029-850-2474) | ||
企画部長 | 齊藤 眞 (029-850-2302) | |
広報・国際室長 | 村上 正治 (029-850-2304) |
国立環境研究所では、毎年6月の環境月間にあわせて公開シンポジウムを開催しています。本年も「4つの目で見守る生物多様性 - 長い目、宙(そら)の目、ミクロの目、心の目 -」をテーマに開催を予定しています。環境研究が環境問題の解決にどのように貢献できるか、国立環境研究所で行っている研究の一端をわかりやすくご紹介します。
参加は無料です。参加をご希望の方は、「公開シンポジウム2010」ホームページ(http://www.nies.go.jp/sympo/2010/)またはハガキ、FAXによりお申し込みください。多数のご来場をお待ちしております。
1.国立環境研究所公開シンポジウム2010の概要
日時・場所 | 東京会場 2010年6月19日(土)12:00 ~ 17:00 九段会館ホール |
京都会場 2010年6月26日(土)12:00 ~ 17:00 シルクホール(京都産業会館8階) |
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メインテーマ | 4つの目で見守る生物多様性 - 長い目、宙(そら)の目、ミクロの目、心の目 - |
内 容 | 生物多様性とは何か、その背景にある進化の歴史、人間とのかかわり、そして現在の状況といった背景を踏まえて、生態系と生物を見守る当研究所の活動のうちから、(1)長い目でじっくりと見る(長期のモニタリング)(2)空から広い範囲を見る(リモートセンシング)(3)遺伝子などミクロの手がかりを利用して見る(遺伝子解析)(4)統計的な処理やシミュレーション計算を活用する(統計・モデル解析)といったさまざまなアプローチをご紹介します。また、生物多様性と関連するテーマについて、来場者の皆様と対話をしながら研究者が成果を説明するポスターセッション(13件)を予定しています。 |
2.プログラム(東京会場、京都会場とも共通です)
12:00~13:00 | ポスターセッション(13題) |
13:00~13:10 | 開会挨拶 理事長 大垣 眞一郎 |
13:10~13:40 | 竹中明夫 「はじめに:多様な生き物を見守る視点」 |
13:40~14:10 | 高村典子 「危機に瀕する湖沼と池の生物多様性 -モニタリングから見えてくる湖沼や池の生物の変化-」 |
14:10~14:25 | 休憩 |
14:25~14:55 | 河地正伸 「藻類の多様性 −環境問題から保全、そして利用−」 |
14:55~15:25 | 小熊宏之 「空からせまる生物多様性」 |
15:25~15:55 | 福島路生 「川の魚に対するダムの影響評価-北海道とメコン川を舞台に-」 |
15:55~16:05 | 閉会挨拶 |
16:10~17:00 | ポスターセッション (内容は12:00からのポスターセッションと同じですが、この回には講演者も参加します) |
ポスターセッション 発表タイトル
1. 関東の川で琵琶湖の魚に出会う-遺伝子を見てわかる国内外来生物-
2. 侵略的外来生物の生態リスク評価~カエルツボカビはどこから来たか?
3. 希少鳥類保全をめざしたバイオテクノロジー技術開発
4. 絶滅危惧種の遺伝的多様性保存に貢献するタイムカプセル化事業
5. 霞ヶ浦で発生するアオコ原因藻Microcystis aeruginosaの季節変化について
6. ミジンコの耐性変異から環境汚染の大きさを測る-集団遺伝学的モニタリングの開発-
7. サンゴの異変-環境変動との関わりを調べる-
8. 熱帯雨林の減少・衰退による影響を評価する
9. 東アジアにおける草原の植物多様性―貴重な生物資源とその危機―
10. 空から見る湿地の植物の分布-航空機リモートセンシングに基づいた推定-
11.干潟生態系の構造と機能,そこで暮らすいきもの達
12.伊勢湾沿岸生態系における生物多様性と生態系機能評価
13.人工湿地による環境浄化-多様な生物による排水処理-
3.日時・会場
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.: 03-3261-5521
アクセス: 地下鉄東西線・新宿線・半蔵門線「九段下駅」4番出口より徒歩1分/
JR飯田橋駅より徒歩10分

京都府京都市下京区四条通室町東入ル 京都産業会館8階 TEL.: 075-211-8341
アクセス: 京都市営地下鉄烏丸線四条駅・阪急京都線烏丸駅26番出口より徒歩3分

4.参加申し込み方法
参加は無料です。
参加をご希望の方は、次のいずれかの方法によりお申し込みください。
- (1)「公開シンポジウム2010」公式ホームページ
- (http://www.nies.go.jp/sympo/2010/)
上記アドレスにアクセスしてお申し込みください。登録完了メールがお手元に届きますので、登録完了メールを印刷の上、シンポジウム当日に受付までお持ちください。 - (2)「公開シンポジウム2010」公式モバイルサイト
- (http://comm.stage.ac/nies2010/mobile/index.xhtml)
「公開シンポジウム2010」のポスター及びリーフレットに記載のQRコードを読み取るか、上記アドレスにアクセスしてお申し込み下さい(パケット通信料がかかります。)。登録完了メールがお手元に届きますので、登録完了メールをシンポジウム当日に受付にお見せください。 - (3) ハガキ・FAX
- 氏名、連絡先住所、電話番号・FAX番号・E-mailアドレス、参加希望会場を明記の上、下記登録事務局宛にハガキまたはFAXにてお申し込みください。
E-mailアドレスをご記入いただいた場合はE-mailにて、ご記入いただいていない場合はFAXにて、どちらにも該当しない場合は郵送にて、後日「参加証」をお送りいたしますので、シンポジウム当日に受付までお持ちください。
※ 会場の準備のため,なるべく事前にお申し込み下さい。
※ 当シンポジウムの会場風景は、記録用にビデオ編集され、後日DVD化して広く配布されます。また、国立環境研究所のホームページにも掲載される予定です。ご了承ください。
5.問い合わせ先
国立環境研究所公開シンポジウム2010 登録事務局 | |||
〒171-0042 東京都豊島区高松1-11-16 (株)ステージ内(担当: 亀井、橋口) |
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TEL.: 03-5966-5784 | FAX: 03-5966-5773 | ||
E-mail: info_nies2010@stage.ac |
- ※ 個人情報の取り扱いについて
- イ.ご提供いただきました個人情報は、必要なセキュリティ対策を講じ厳重に管理し、当シンポジウムの運営管理の目的にのみ利用させていただきます。
- ロ.ご提供いただきました個人情報は、当シンポジウムの主催者である独立行政法人国立環境研究所に提供いたします。
- ハ.お申し込みをいただきました方には、次回開催予定のシンポジウムに関するご案内を送付させていただくことがあります。但し、ご要請があれば、速やかに中止いたします。

公開シンポジウム2009の様子は
http://www.nies.go.jp/sympo/20090617/index.htmlでご覧いただけます。