第6回国立環境研究所E-wasteワークショップの開催について
(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会配布 )
平成21年10月26日(月) | |||
独立行政法人国立環境研究所 | |||
循環型社会・廃棄物研究センター | |||
国際資源循環研究室長 | : | 寺園 淳 | 電話番号 (029-850-2506) |
担当 | : | 吉田 綾 | 電話番号 (029-850-2768) |
アジア地域においては、経済成長に伴う廃棄物発生量増加や循環資源の国際貿易が盛んになっており、なかでも、電気電子機器廃棄物すなわちE-wasteについては、不適正なリサイクル・廃棄による環境汚染の問題が指摘されるとともに、発生・流通量の増大や環境規制・処理施設の未整備などから、今後の対策の優先順位の高い対象といえます。
私たち国立環境研究所では2004年以降、5回の「国立環境研究所E-wasteワークショップ」を開催してきました。これまでのワークショップでは、アジアを中心とした各国の専門家が集い、国際資源循環や各国におけるE-waste問題の現状と課題を共有し、その3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進に向けた課題を議論してきました。
E-wasteの物質フロー分析、処理リサイクル過程における有害性に関する詳細な調査、金属資源の回収効率のよいリサイクル方法、環境汚染や健康被害の防止に向けた回収・リサイクルの制度設計が必要とされています。そこで、本年12月7日に開催する「第6回国立環境研究所E-wasteワークショップ」においては、E-wasteのリサイクル処理プロセス、資源性と有害性、回収・リユース・リサイクルの制度に焦点を当てます。各国の研究者が連携し、最新の情報を交換・蓄積することにより、E-waste問題の解決に資することを目的としています。本ワークショップへ多数の関係者にご参加いただき、有益な議論が行われることを期待します。
日 時 | : | 平成21年12月7日(月) |
場 所 | : | 北海道大学百年記念館大会議室 〒060-0808 札幌市北区8条西5丁目, http://www.hokudai.ac.jp/bureau/info-j/hyaku.html (日本語) |
主 催 | : | 独立行政法人国立環境研究所 http://www.nies.go.jp/index-j.html |
使用言語 | : | 英語(通訳はつきません) |
参 加 費 | : | 無料 |
参加登録 | : | 参加登録が必要です。 定員がありますので、氏名(ふりがな)、 所属、住所、E-mail、TEL番号、FAX番号を記載のうえ、お早めに下記までお送り下さい。
E-mail : 6e-waste@nies.go.jp
今後、主催者から関連のご案内を送る場合があります。不要な方はその旨を明記して下さい。 |
暫定プログラム(敬称略)
12月7日(月) | |
9:30 | 受付開始 |
---|---|
10:00 | 開会挨拶 |
10:15-12:00 | セッション1 「アジアにおけるE-wasteリサイクル技術の類型化」
吉田綾 (国立環境研究所, 日本) |
12:00-13:30 | 昼食 |
13:30-15:00 | セッション2 「E-wasteリサイクルの資源性・汚染性」
村上進亮 (東京大学大学院, 日本) |
15:00-15:20 | 休憩 |
15:20-17:00 | セッション3 「E-wasteリサイクルの制度システム構築」
小島道一(アジア経済研究所) |
17:00-18:00 | 総括討論
寺園 淳 (国立環境研究所, 日本) |
18:00 | まとめ・閉会挨拶 |
- 主催者事務局 吉田 綾, 高畑 恒志, 渡部真紀子, 佐藤恭子
- 独立行政法人 国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター
- TEL: 029-850-2985 FAX: 029-850-2931
- E-mail: 6e-waste@nies.go.jp
- 個人情報について
- 参加登録で頂いた個人情報は、主催者事務局によって厳重に管理いたします。
※ なお、更新情報はこちらのホームページをご覧下さい。
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/20091207/20091207.html