記者発表 2007年11月27日

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ココが知りたい温暖化・国立環境研究所サイエンスカフェの開催のお知らせ
(2007年12月8〜9日、京都環境フェスティバル2007イベントにて)

(筑波研究学園都市記者クラブ、京都府政記者室おしらせ)

平成19年11月27日(火)(独)国立環境研究所広報・国際室
  室            長 : 佐藤  邦子 (029-850-2304)
  研究企画主幹 : 広兼  克憲 (029-850-2308)
  担            当 : 竹内、大内、酒巻 (029-850-2309)


国立環境研究所(茨城県つくば市)は、環境省近畿地方環境事務所と共同で2007年12月8日(土)及び9日(日)に京都府総合見本市会館(パルスプラザ)で開催される京都環境フェスティバル2007に出展し、地球温暖化に関する科学的な知識をわかりやすい言葉で解説する「ココが知りたい温暖化・国立環境研究所サイエンスカフェ」を開催します。

サイエンスカフェでは、国立環境研究所の4名の研究者が、地球温暖化問題をめぐる素朴な疑問に対して、質問等に答えながら解説する講演を計6回開催します。なお、聴講者にはリユースカップによるコーヒー等のサービスを提供します。

このほか、会場内ブースでは、自転車発電により家庭電化製品を動かす体験型イベント、ぱらぱらマンガを作成して地球温暖化を理解するイベント、1人1日1キログラムCO2削減「私のチャレンジ宣言」の受付などを行います。

参加者(アンケート協力者)には、繰り返し使用可能な国立環境研究所オリジナル・エコバックを進呈します(先着1,000名)。

ココが知りたい温暖化・国立環境研究所サイエンスカフェの概要

● 日    時  : 2007年12月8日(土)及び9日(日)  10:00 − 16:00
● 場    所  : 京都府総合見本市会館(パルスプラザ)
http://www.joho-kyoto.or.jp/~pulse/access.html
● 参加無料  (希望者多数の場合、各回先着25名まで)
● 講演者・タイトル(予定)
  (講師所属はいずれも国立環境研究所地球環境研究センター)
2007年12月8日(土)
10:30-11:20 スーパーコンピュータによる地球温暖化予測を解説する 
小倉知夫(温暖化リスク評価研究室研究員) 
13:00-13:50 二酸化炭素を出さないくらしを考える〜低炭素社会ってなんだろう?
芦名秀一(NIESポスドクフェロー)
14:30-15:20 地球の二酸化炭素濃度は本当に高くなっているのでしょうか?
向井人史(炭素循環研究室長)
2007年12月9日(日)
10:30-11:20 温室効果ガス濃度のはかり方の工夫
町田敏暢(大気・海洋モニタリング推進室長) 
13:00-13:50 二酸化炭素を出さないくらしを考える〜低炭素社会ってなんだろう?
芦名秀一(NIESポスドクフェロー)
14:30-15:20 地球の二酸化炭素濃度は本当に高くなっているのでしょうか?
向井人史(炭素循環研究室長) 

その他の出展

● 自転車DE発電
自転車で発電機を回し、クリスマスツリーや照明器具(省エネ型と従来型)、テレビなどの家電製品をつけてみる体験型のイベント。普段何気なく使っている電気エネルギーの重要性を理解でき、CO2削減との関係を実感できる。
● ぱらぱらマンガ
30枚のカードをぱらぱらめくることにより、地球温暖化予測や森林とCO2との関係などについて勉強できる。会場ではぱらぱらマンガ作成キットを配布し、その場で制作できる。
● 私のチャレンジ宣言(環境省近畿環境事務所)
身近なところでできる温暖化防止のメニューの中から「実践してみよう」と思うものを選んでいただき、毎日の生活の中で1人1日1キログラムのCO2排出量削減を目指す「私のチャレンジ宣言」の受付を行う。

関連WEBサイト

ココが知りたい温暖化    http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/qa_index-j.html

ぱらぱらマンガ    http://www.cger.nies.go.jp/ja/kids/parapara/index.html

問い合わせ先

電話  029 -850-2308
    国立環境研究所企画部広報・国際室   担当:広兼(ひろかね)