第4回環境研究機関連絡会成果発表会
「広がる環境研究フロンティア」の開催について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、農政クラブ、農林記者会、林政記者クラブ、水産記者クラブ、神奈川県庁記者クラブ 同時発表)
- このリンクはPDFデータにリンクします/パンフレット [1.33MB]
平成18年11月7日(火) |
環境研究機関連絡会 |
概要
環境研究機関連絡会(※平成18年11月現在、12機関参加。「5.参加機関」参照)では、11月28日(火)につくば国際会議場において、各研究機関における環境研究の成果を広く国民に発信するために、第4回環境研究機関連絡会を開催することとしました。
今回の成果発表会では、「広がる環境研究フロンティア」をテーマとして、環境研究に携わる研究機関の最新の環境研究の成果を発表することにより、今日発生している環境問題の解決に向けて、研究機関との情報・意見交換や連携、さらなる進展を願って開催するものです。
参加は無料で、事前申し込みも不要です。多数のご来場をお待ち申し上げております。
1.日時 :平成18年11月28日(火)10:00〜17:30
2.場所 :つくば国際会議場(エポカルつくば)3F 中ホール300
(茨城県つくば市竹園2−20−3)
3.参加費 参加費は無料です。事前申し込みも不要です。
4.環境研究機関連絡会とは
今日発生している様々な環境問題を解決するためには、各専門領域にとどまることなく、これらを包含した総合的視点から、各専門分野の研究を推進する必要があります。
また、環境研究に関する多様なニーズに応え、効果的、効率的な研究を推進していくため、新たな情報交換の場を設け、より一層、連携・協力を緊密にしていくことが不可欠となっています。
そこで、環境研究に携わる国立及び独立行政法人の研究機関が情報を交互に交換し、環境研究の連携を緊密にするため、「環境研究機関連絡会」が平成13年に設置されました。
連絡会では、
(1) 環境研究の推進状況の紹介と相互理解
(2) 環境研究の主要成果の紹介
(3) 環境研究の協力・連携・連絡
などを行っています。
5.環境研究機関連絡会の参加機関(平成18年11月現在)
独立行政法人防災科学技術研究所
独立行政法人物質・材料研究機構
独立行政法人農業環境技術研究所
独立行政法人森林総合研究所
独立行政法人水産総合研究センター
独立行政法人産業技術総合研究所
国土交通省気象庁気象研究所
国土交通省国土技術政策総合研究所
独立行政法人建築研究所
独立行政法人港湾空港技術研究所
独立行政法人土木研究所
独立行政法人国立環境研究所
6.お問い合わせ先
環境研究機関連絡会事務局
(独立行政法人国立環境研究所 企画部企画室
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16−2
TEL 029−850−2303 FAX 029−851−2854)
発表会のパンフレットは、国立環境研究所のHPなどでご覧になれます。
http://www.nies.go.jp/event/index.html
7.会場周辺地図 つくば国際会議場(つくばエクスプレスつくば駅から徒歩5分)

8.プログラム
10:00 | 開会挨拶 独立行政法人国立環境研究所 理事長 大塚 柳太郎 |
第一部「環境汚染から守る技術を開発する」 (座長:独立行政法人国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター長 森口 祐一) |
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10:10 | 海面廃棄物最終処分場における遮水シートの変形・破損検知技術の開発 小田 勝也 (国土交通省国土技術政策総合研究所 沿岸海洋研究部 沿岸防災研究室長) |
10:40 | 化学的洗浄法とファイトレメディエーションによるカドミウム汚染土壌の修復 小野 信一 (独立行政法人農業環境技術研究所 土壌環境研究領域長) |
第二部「環境が持つ機能を理解する」 (座長:独立行政法人国立環境研究所 水土壌圏環境研究領域長 木幡 邦男) |
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11:10 | 水・堆積物界面における物質移動に関する研究 井上 徹教 (独立行政法人港湾空港技術研究所 海洋・水工部沿岸環境領域 主席研究官) |
11:40 | 生物から見た河川の微地形が有する機能の解析 天野 邦彦 (独立行政法人土木研究所 水環境研究グループ 河川生態チーム 上席研究員) |
12:10 | 昼食 |
第三部「環境を予測・モデル化する」 (座長:独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター長 白石寛明) |
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13:30 | 地方自治体等のモニタリングデータを利用した海況予測システムの開発と水産業への活用 小松 幸生 (独立行政法人水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 海洋動態研究室 主任研究員) |
14:00 | 海洋モデル・データ同化システムによる海洋環境の再現・理解・予測 蒲地 政文 (国土交通省気象庁気象研究所 海洋研究部第二研究室長) |
14:30 | 防災科研MPレーダーシステムによる雲・降水研究 岩波 越 (独立行政法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部 主任研究員) |
15:00 | リスク評価のための次世代大気モデルの開発 井上 和也 (独立行政法人産業技術総合研究所 化学物質リスク管理研究センター 環境暴露モデリングチーム 研究員) |
15:30 | 休憩 |
第四部「地球温暖化の現象を解明し対策を考える」 (座長:独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター長 笹野 泰弘) |
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15:50 | 2050年脱温暖化社会に向けた対策シナリオの開発 甲斐沼 美紀子 (独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室長) |
16:20 | 京都議定書に向けた森林吸収量の算定・報告手法の開発 清野嘉之 (独立行政法人森林総合研究所 温暖化対応推進拠点長) |
16:50 | エネルギー・資源の自立循環型住宅に係わる普及支援システムの開発 桑沢 保夫 (独立行政法人建築研究所 環境研究グループ 上席研究員) |
17:20 | 閉会挨拶 |