平成16年1月22日(木)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官: |
松村 隆 |
(029-850-2310) |
環境情報センター長: |
松井 佳巳 |
(029-850-2340) |
担当:企画・広報室 |
松本 公男 |
(029-850-2453) |
情報企画室 |
竹内 久智 |
(029-850-2341) |
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国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるため、研究情報誌「環境儀」を発行していますが、このたび第11号を刊行しました。
第11号では、「持続可能な交通への道」を取り上げ、大気汚染物質の排出がなく、エネルギー効率に優れている電気自動車の開発、自動車の地球温暖化対策としての環境効率評価に関する取組等の研究成果を中心に紹介しています。
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1.第11号の内容
第11号では平成8年(1996)までに民間企業13社と協力して行った電気自動車「ルシオール」の開発とその後に行った普及可能性に関する調査について紹介するとともに、自動車の総合的なCO2対策として、一次燃料の採掘から自動車が走るまでのエネルギーの流れを分析するための環境効率解析ツールの構築に関連した研究の取組み、成果を紹介しました。
内容としては、
- 研究担当者へのインタビュー
(近藤美則 PM2.5・DEP研究プロジェクト交通公害防止研究チーム 主任研究員)
- 「電気自動車の開発と自動車の環境効率評価」の概要
- 自動車の環境・エネルギー対策をめぐって(国内外の取組)
- 「持続可能な交通に関する研究」の全体構成
のほか、低公害車の定義と普及状況、OECDでまとめられた「環境に配慮した持続可能な交通」に関するガイドライン等の国際的取組みについての解説コラム等で構成されています。
なお、わかりやすい出版物とするため、これまでと同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼しました。
2.閲覧・入手についての問い合わせ先
● 「環境儀」は、研究所のホームページで閲覧することができます。
ホームページアドレス http://www.nies.go.jp/index-j.html
● 冊子の入手については、下記へお問い合わせ下さい。
連絡先:国立環境研究所環境情報センター情報企画室出版普及係
(TEL: 029-850-2343)
● 「国立環境研究所友の会」の会員の方には、友の会事務局を通じて継続的に送付いたします。
(友の会ホームページ http://tomonokai.eic.or.jp/)
(参考)これまで「環境儀」で取り上げたテーマ |
創刊号
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環境中の「ホルモン様化学物質」の生殖・発生影響 |
第2号
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アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM) |
第3号
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干潟・浅海域−生物による水質浄化に関する研究 |
第4号
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熱帯林−持続可能な森林管理をめざして |
第5号
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VOC−揮発性有機化合物による都市大気汚染 |
第6号
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海の呼吸−北太平洋海洋表層のCO2吸収に関する研究 |
第7号
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バイオ・エコエンジニアリング−開発途上国の水環境改善をめざして |
第8号
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黄砂研究最前線−科学的観測手法で黄砂の流れを遡る |
第9号
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湖沼のエコシステム−持続可能な利用と保全をめざして |
第10号
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オゾン層変動の機構解明−宇宙から探る 地球の大気を探る |
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