平成15年7月18日(金)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官: |
高木 宏明 |
(029-850-2310) |
環境情報センター長: |
松井 佳巳 |
(029-850-2340) |
担当:企画・広報室 |
松本 公男 |
(029-850-2453) |
情報企画室 |
竹内 久智 |
(029-850-2341) |
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国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝える ための研究情報誌「環境儀」第9号を刊行した。
第9号では、「湖沼のエコシステム」を取り上げ、湖沼における生物間の相互作用の解明や、生態系を保全・管理しつつ湖沼利用を進めるための道を探る取組、研究成果を中心に紹介している。
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1.第9号の内容
第9号では、中国の長江流域湖沼を対象とした「富栄養化湖沼群の生物群集の変化と生態系管理に関する研究」や、十和田湖を対象とした「生物相互作用を考慮した適切な湖沼利用と総合的な湖沼保全をめざす基礎的研究」を取り上げ、魚の導入による湖沼の生物群集の変化と生態系管理手法など、生態学の立場からの湖沼環境保全への取組、研究成果を中心に紹介した。
内容としては、
- 研究担当者へのインタビュー
高村 典子 生物多様性研究プロジェクト多様性機能研究チーム総合研究官
- 「魚の導入による湖沼の生物群集の変化と生態系管理」の概要
- 湖沼の生態系管理と生物多様性保全は今(国内外の取組)
- 「湖沼の生態系管理」研究の歩み
のほか、バイオマニピュレーション(生物操作)や自然再生事業に関する解説コラムで構成されている。
なお、わかりやすい出版物とするため、これまでと同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼した。
2.閲覧・入手についての問い合わせ先
● 「環境儀」は、研究所のホームページで閲覧することができます。
ホームページアドレス http://www.nies.go.jp/index-j.html
● 冊子の入手については、下記へお問い合わせ下さい。
連絡先:国立環境研究所環境情報センター研究情報室出版普及係
(TEL: 029-850-2343)
● 「国立環境研究所友の会」の会員の方には、友の会事務局を通じて継続的に送付いたします。
(友の会ホームページ http://tomonokai.eic.or.jp/)
(参考)これまで「環境儀」で取り上げたテーマ |
創刊号
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環境中の「ホルモン様化学物質」の生殖・発生影響 |
第2号
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アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM) |
第3号
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干潟・浅海域−生物による水質浄化に関する研究 |
第4号
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熱帯林−持続可能な森林管理をめざして |
第5号
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VOC−揮発性有機化合物による都市大気汚染 |
第6号
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海の呼吸−北太平洋海洋表層のCO2吸収に関する研究 |
第7号
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バイオ・エコエンジニアリング−開発途上国の水環境改善をめざして |
第8号
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黄砂研究最前線−科学的観測手法で黄砂の流れを遡る |
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