国立環境研究所公開シンポジウム2003
「環境研究、次の一手」について

(お知らせ:環境省記者クラブ同時配布)


平成15年5月12日(月)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官 高木 宏明 (029-850-2310)
担当
安田 直人 (029-850-2303)



  国立環境研究所では、環境月間記念行事として、6月18日(水)に東京メルパルクホール(東京・芝公園)において、また、6月25日(水)に京都リサーチパーク(京都市下京区)において、一般市民を対象に当研究所の研究成果を中心とした公開シンポジウムを開催する。今回のテーマは「環境研究、次の一手」で、環境保全のための応用を見据えたこれまでの国立環境研究所の研究成果を紹介する。
 参加希望者は、はがき、FAX又はインターネットで事前申込みが必要(定員に達した時点で〆切)。参加費は無料。


1.国立環境研究所公開シンポジウムの概要

 メインテーマ:「環境研究、次の一手」

 ■内容:
    セッション1 「現象解明〜どうなっているのか?」
     ・塩化メチルを介した大気−生物圏相互作用を探る〜森から出るオゾン層破壊物質
                   横内 陽子(化学環境研究領域)
     ・衛星リモートセンシングで見る環境の現況と変化〜渡り鳥の生息域とサンゴ礁を例として
                   田村 正行(社会環境システム研究領域)

    特別講演   ・大局を読む〜次の環境問題は?
                   西岡 秀三(理事)

    セッション2 「影響評価〜何がおきるのか?」
     ・侵入生物の脅威〜生き物の輸入がもたらす環境破壊
                   五箇 公一(生物多様性研究プロジェクト)
     ・ダイオキシンによる免疫低下のメカニズム〜人への影響の解明をめざして
                   野原 恵子(環境健康研究領域)

    セッション3 「環境技術〜どうすればいいのか?」
     ・微生物で環境をきれいにする〜バイオレメディエーションとは?
                   牧 秀明(流域圏環境管理研究プロジェクト)
     ・環境浄化技術〜植物で何ができるのか?
                   中嶋 信美(生物多様性研究プロジェクト)

    ※ポスターセッション22件(「西洋から見た日本風景の評価」、「光化学スモッグ中で発生する浮遊粒子」ほか)を実施

 ■日時・会場:
    (1) 東京会場
        開催日時:平成15年6月18日(水)10:00〜17:00
        開催場所:東京メルパルクホール(東京都港区芝公園2-5-20)
                JR浜松町駅より徒歩10分/都営三田線芝公園駅、都営浅草線大門駅より徒歩1分
    (2) 京都会場
        開催日時:平成15年6月25日(水)10:00〜17:00
        開催場所:京都リサーチパーク(京都市下京区中堂寺南町134)
                JR山陰線丹波口駅より徒歩5分

2.参加申込み等

  参加御希望の方は、参加希望会場、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、FAX番号、 E-mailアドレスを明記の上、下記あて、はがき、FAX又はインターネットにてお申し込みください。参加費は無料。

        国立環境研究所公開シンポジウム2003登録事務局
              〒107-6476 東京都港区赤坂4-9-17 赤坂第1ビル4F
              株式会社インターグループ内
              TEL:03-3479-6003 FAX:03-3423-1601

        ホームページ:http://www.nies.go.jp/sympo/index.html

 ※申込み多数の場合、会場定員に達した時点で申込みを締め切らせていただきますので、あらかじめ御了承ください。