平成14年10月11日(金)
独立行政法人国立環境研究所
循環型社会形成推進・廃棄物研究センター
センター長:酒井伸一(0298-50-2806)
担 当:寺園 淳 (0298-50-2372)
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国立環境研究所及び国連大学高等研究所では、私たちを取りまく製品や廃棄物等のモノの流れの現状と問題点を把握するためのマテリアルフロー分析に関して、「持続可能な資源循環に関する国際シンポジウム」を開催する。これまで国際的な協力の下に進められてきた先進的なマテリアルフロー分析の研究動向に関する講演や、アジア地域における資源循環の構造を解明し、資源循環過程における環境汚染の解明・防止を目指すためのワークショップが行われる。このシンポジウムは、本年3月に国立環境研究所に完成した循環・廃棄物研究棟の竣工記念イベントとしても位置付けており、同棟の施設見学も行われる。対象は、内外の研究者・専門家等。参加費は無料。講演、質疑応答は全て英語で行う。
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1.シンポジウムの概要
日 時:平成14年11月5日(火)10:00〜17:30
場 所:国立環境研究所 大山記念ホール
言 語:英語(通訳はありません)
内 容:
- 10:00〜11:45 マテリアルフロー国際セミナー
- ●マテリアルフロー分析の国際的取組と日本における調査研究
森口祐一 (国立環境研究所)
●産業メタボリズムの維持に向けて
Dr. Stefan Bringezu (ヴッパータール研究所)
●重金属のリサイクルにおける物質フロー分析
Dr. Ester van der Voet (ライデン大学)
●産業共生とマテリアルフロー分析
Mr. Shun Fung Chiu (Carl Duisberg Gesellschaft)
- 11:45〜12:30 循環・廃棄物研究棟見学
- 13:30〜17:30 第1回アジア地域における資源循環・廃棄物管理に関するワークショップ
- ●各国からの報告 <廃棄物統計とリサイクルの実態を中心として>
酒井伸一(国立環境研究所), Dr. Ashok V. Shekdar(インドNEERI),
Ms. Hermien Roosita, Ms. Halimah(インドネシア環境管理庁),
Dr. Genandrialine L. Peralta(フィリピン大学),
Dr. Bulent Inanc(国立環境研究所), Mr. Ma Hongchang(中国国家環境保護総局),
Prof. Nie YongFeng(中国清華大学) 他
●パネルディスカッション
各国の報告者全員
2.参加申し込み等
参加希望の方は1.氏名、2.勤務先(所属)、3.連絡先(住所,E-mailアドレス,電話番号)を明記の上、10月25日までにE-mailまたはFaxにてお申し込み下さい。参加費は無料です。
【申込先】 国立環境研究所「持続可能な資源循環に関する国際シンポジウム」事務局
Fax:0298-50-2163 E-mail:matecles@nies.go.jp
※会場定員に達した時点で申込みを締切らせていただきますので、予めご了承ください。
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