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国立環境研究所は、平成13年11月20日(火)−22日(木)に当研究所地球温暖化研究棟交流会議室で「第7回地域規模大気沈着国際セミナー(7th International Joint Seminar on the Regional Deposition Processes in the Atmosphere)」を開催する。本セミナーには、中国、韓国、タイ、オースラリア、ロシア、デンマークの大気汚染、酸性雨問題の研究者(10名)を招聘しており日本の研究者からの報告を合わせて、アジアを中心とした合計24件の最新の研究成果が発表される。 |
1.開催趣旨 アジア地域は、今後もエネルギー使用量の急激な増大により、酸性雨・越境大気汚染問題が緊急に解明を迫られる問題となる地域である。酸性雨・越境大気汚染問題に関して、アジア地域を中心に国際的な情報交換を進め、研究を一層進める必要がある。これらの問題に関連して、昨年12月にはつくば市で、世界各国から573名の参加者を得て、国際酸性雨学会(Acid Rain 2000)が成功裡に開催され、また今年1月には「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク」が本格稼働を始めた。この一年は、アジア及び日本にとって酸性雨・越境大気汚染問題に関する大きな転換点であったと言える。 このような状況の中で今回開催される地域規模大気沈着国際セミナーは, 1995年11月に韓国ソウル国立大学で,第1回が開催されて以来、毎年開催(第3回は1997年11月に奈良市)され、今回が第7回に当たる。このセミナーでは,アジア地域の研究者間の研究情報の交換を目的に、主に,酸性沈着過程、粒子状物質の動態、大気質シミュレーション、大気汚染物質の長距離輸送、大気汚染物質発生源インベントリー、臨界負荷量に関して、アジアを中心とした最新の研究成果が発表される。 2.日時・場所
3.実施主体
4.参加者(公開)(聴講無料)
5.言語
6.問い合わせ先
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