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Porites australiensis Vaughan, 1918  

ハマサンゴ

Poritidae Gray, 1840 ハマサンゴ科

Porites Link, 1807 ハマサンゴ属

撮影:横地洋之(西之表市西浦、水深10m)

 

莢径は1.5mm程度。

成長形:直径数mの巨大な塊状群体になる。群体表面は滑らかで、大小様々な不規則な瘤が見られる。

軟体部の色彩と特徴:クリーム色、青みがかった薄茶色など。

骨格の特徴:個体の莢径は1.5mm程度、中には2mmに達するものもある。莢壁は比較的厚く、隣接する個体間が尾根状になる。隔壁上には通常2個の歯状突起が認められ、莢壁と相まって個体全体に同心円状の構造が顕著である。三幅対は通常遊離するが、シナプティキュラ輪で三叉状に繋がることがある。よく発達した8本のパリがあり、そのうち側隔壁対の左右2対4本は特に大きく、生時でも目立つ。軸柱は柱状または細い板状である。

生息環境:礁池から礁斜面まで普通に見られる。

国内での分布:種子島以南。種子島では少ない。

 

* 種子島初記録種

 

 

 

 


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