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Pocillopora eydouxi (Milne Edwards and Haime, 1860)  

ヘラジカハナヤサイサンゴ

Pocilloporidae Gray, 1840 ハナヤサイサンゴ科

Pocillopora Lamarck, 1816 ハナヤサイサンゴ属

撮影:野村恵一(西之表市上古田、水深2m)

 

隣接する第3分枝の間隔は広く見える。

成長形:楔状〜コリンボース状群体。

軟体部の色彩と特徴:主に褐色〜緑色で、黄色、ピンク色や紫色などの派手な色彩になる群体もある。

骨格の特徴:第3分枝まで発達。第1分枝の概観は、楔形の他、楕円柱状や扇形など変化に富む。第1分枝は、基部横断面が短径1.8cm前後の楕円形で、枝の長さ10cm以上のものがほとんど。第2分枝の概観は楔形または楕円柱〜円柱状、基部横断面は短径1〜1.8cm。枝の長さは、それらが付属する第1分枝が楔〜扇形の場合は3cm未満で短いものが多いが、楕円柱状の場合は10cm以上になる。第3分枝は第1・第2分枝の表面に満遍なく発達する。第3分枝は円形で、基部の直径と枝の長さがともに2〜2.5mmと小さなものから、楕円形で短径2.5〜3.5mm、長さ3〜5mmに達する大型のものまである。第3分枝間の距離は2〜4mmで、それらの短径以上の間隔が空いているところも少なくない。個体は直径1mm前後かより小さい円形で、互いに離れて分布する。ただし各分枝の先端では、角ばった円形〜多角形になって密接し、隣接個体で莢壁の一部を共有する。1次・2次隔壁と軸柱はよく発達する。隔壁は太い針状、1次・2次隔壁の長さはそれぞれ1/2Rと1/3Rほど。軸柱は円柱〜尖筆状で、肉眼でも認識できる。共骨表面には単一尖端棘や細分尖端棘が発達する。

生息環境:サンゴ礁域では普通に見られ、特に波当たりの強い礁縁から礁斜面の浅所(水深5m以浅)で見られる。

国内での分布:種子島以南。種子島では稀。

補足:本種はPocillopora meandrina チリメンハナヤサイサンゴと混同されているため、国内での生息状況については再検討が必要である。

** 今回の調査では確認できなかったが西平・Veron(1995)では種子島で確認されている種

西平・Veron (1995)での出現記録:○

 

 

 


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