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Pectinia lactuca (Pallas, 1766)  

スジウミバラ

Meruliniidae Verrill, 1865 サザナミサンゴ科

Pectinia de Blainville, 1830 スジウミバラ属

撮影:座安佑奈(西之表市浦田湾、水深6m)

 

コリンは薄く、高く突出する。

成長形:被覆状〜葉状群体。よく立ち上がって長く連なったコリンが発達するため、群体の外観はドーム型〜半球形に見える。

軟体部の色彩と特徴:緑色〜褐色。赤みを帯びた群体や黄色っぽい群体も見られる。

骨格の特徴:群体周縁の個体は、直径が1〜3cm程度。幼群体では、大きめの中心個体が1つあり、複数の小さな周縁個体が周囲を囲みながら配列し、部分的にはそれらが同心円状に配列することもある。群体の成長に伴い、新たに形成された周縁個体はメアンドロイド型に配列する。中心個体の1次・2次隔壁は、軸柱から離れるにつれて高く突出する。これらの隔壁は、群体の成長に伴って周縁個体の莢壁の一部となり、峰状によく連続したコリンを形成する。コリンの高さは、群体中心では4cm程度あるが、群体周縁に向かうにつれて低くなる。周縁個体の隔壁は、5次まで発達する。中心個体と同様に、1次・2次隔壁の周縁は高く突出する。隣接する周縁個体は、よく突出したコリンを挟んで互いの隔壁・肋の位置がよく一致する。また、これらが一致した箇所の莢壁には、不規則に孔が開くことが多い。

生息環境:波浪の影響の少ない礁斜面の水深20m以浅で見られる。礁池や浅礁湖の浅瀬でも稀に見られる。

国内での分布:種子島以南。種子島では極めて稀。

補足:本種はPectinia paeonia レースウミバラ(本ガイド未掲載種)やPhysophyllia ayleni ウミバラと混同されており、国内での生息状況を再検討する必要がある。

* 種子島初記録種

 

 

 

 


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