(1/1)

 

Paragoniastrea australensis (Milne Edwards and Haime, 1857)  

ウネカメノコキクメイシ(新称)

Meruliniidae Verrill, 1865 サザナミサンゴ科

Paragoniastrea Huang, Benzoni and Budd, 2014 ウネカメノコキクメイシ属(新称)

撮影:目ア拓真(中種子町馬立の岩屋、水深10m)

 

莢の長径は1〜1.5cm。

成長形:被覆状〜準塊状群体。

軟体部の色彩と特徴:暗褐色〜淡褐色、または緑色。灰色がかった群体や口盤が白くなった群体も多い。

骨格の特徴:個体は多角形で、2〜3個の個体が連なってセリオイド型〜準メアンドロイド型に配列する。莢の長径は1〜1.5cm、複数の個体が連なったところでの長軸方向の長さは最長で3cmほどになる。莢壁は、基部が厚く頂部は薄い。ただし、頂部は常に0.5mm未満でどの群体でもほぼ同じだが、基部は厚さが1〜5mmで変化し、同じ群体内でも場所によって厚さが異なることがある。莢壁の高さは5〜8mmほど。そのため莢内は深いが、莢壁の形状によって実際ほどは深く見えない。隔壁は4次まで発達し、その厚さは次数によらずほぼ同じで、莢径が1.2cmほどの個体では、隔壁数が36〜40枚程度。それらは莢壁上縁で高く突出することはなく、莢壁上縁からは内側面に沿って急傾斜で落ち込む。1次・2次隔壁は軸柱まで達し、内縁にはパリ状葉またはパリがよく発達する。3次隔壁の長さは個体によって異なるが、伸びても低次の隔壁のパリ状葉またはパリの手前まで。4次隔壁は、莢壁内縁からわずかに張り出すのみ。隔壁上縁には、先端が尖った鋸歯が整然と配列する。鋸歯側面からその延長の隔壁側面には、先端がよく尖った微小突起がよく発達する。軸柱は2〜3mmの円形または楕円形で明瞭。

生息環境:礁斜面の水深20m以深や岩礁斜面の水深15m以浅で見られる。遮蔽的な内湾では、水深5m以浅でも見ることができる。

国内での分布:千葉県館山・長崎県対馬以南。種子島ではたまに見られる。

補足:本種はParagoniastrea sp. と混同されている可能性があるため、本種の国内での生息状況については再検討が必要。

* 種子島初記録種

 

 

 

 


<< 戻る  (1/1)

●お問い合わせ: 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Email: cebes.data@(この部分は削除してメールして下さい)nies.go.jp

 

Copyright © Center for Environmental Biology and Ecosystem Studies, National Institute for Environmental Studies. All Rights Reserved.

Powered by Database Factory