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Cyphastrea japonica Yabe and Sugiyama, 1932  

ニホントゲキクメイシ

Meruliniidae Verrill, 1865 サザナミサンゴ科

Cyphastrea Milne Edwards and Haime, 1848 トゲキクメイシ属

撮影:杉原 薫(西之表市浦田湾、水深5m)

 

莢径は1〜2.5mm。

成長形:被覆状〜塊状群体で、群体表面にコブ状〜円錐状の突出部が形成されることがある。遮蔽的な環境では直径30cmを超える大きな塊状群体になることがある。

軟体部の色彩と特徴:色彩は黄緑色〜淡褐色。個体はドーム状に盛り上がっているように見え、個体間には多毛類の棲管と思われる小さな煙突状突起が認められることがある。

骨格の特徴:個体は円形で莢径は1〜2.5mmと小さめ、大きさや間隔はよく揃う。1次・2次隔壁の長さ・厚さはほぼ同じで突出せず、莢心に向かって緩やかに傾斜する。隔壁上縁に鋸歯がよく発達する場合は、隔壁上部が突出して莢内がドーム状に盛り上がって見える。2次までの隔壁数が10枚のときもある。3次隔壁は目立たない。肋を欠くが、隔壁の延長部に顆粒状突起が並び、肋状に見えることがある。共骨表面には大きさのよく揃った顆粒状突起が発達し、個体が小さいためかよく目立つ。

生息環境:遮蔽的な岩礁斜面の水深10m以浅や、砂泥が堆積する内湾の水深5m以浅で見られる。

国内での分布:和歌山県串本・和歌山県天草牛深〜種子島。種子島では稀。

補足:本種のタイプ産地は高知県土佐清水市三崎。本種はCyphastrea microphthalma トゲキクメイシ(本ガイド未掲載種)やC. serailia フカトゲキクメイシなどと混同されているため、国内での生息状況については再検討が必要である。

* 種子島初記録種

 

 

 

 


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