(1/1)

 

Coelastrea sp. 1  

和名なし

Meruliniidae Verrill, 1865 サザナミサンゴ科

Coelastrea Verrill, 1866 パリカメノコキクメイシ属(新称)

撮影:永田俊輔(西之表市大久保港、水深4m)

 

莢の長径は4〜8mm。

成長形:被覆状群体。岩盤を広く覆いながら成長する。群体表面は不規則に盛り上がる。群体周縁が固着基盤から遊離することは稀。

軟体部の色彩と特徴:褐色〜緑色。隔壁上縁や口盤が白っぽくなることが多い。莢内は広く見える。

骨格の特徴:個体は多角形で、それらの配列はセリオイド型。莢の長径は4〜8mmほどで、同一群体上での大きさや形はよく揃う。隔壁は4次まで発達し、莢径が5mmほどの個体では32枚前後。その上縁には、先端に複数の微小突起を持った鋸歯がよく発達する。これらの隔壁はほぼ同じ厚さで張り出さず、莢壁内縁に沿って急傾斜で落ち込む。そのため莢内は広く、深く見える。1次・2次隔壁は軸柱まで達する。これらの隔壁内縁には、6〜10個のパリ状葉またはパリが形成され、軸柱を囲むように冠状に並ぶ。3次隔壁は通常1次・2次隔壁の半分ほどの長さ。4次隔壁は莢壁上縁の内側にわずかに発達する程度。莢壁の厚さや高さは、個体や群体によって差が大きい。

生息環境:礁斜面や岩礁斜面の水深10m以浅、礁池の岩盤上などで見られる。

国内での分布:千葉県館山・長崎県上五島中通島以南。種子島では普通種。

補足:本種はこれまでCoelastrea aspera パリカメノコキクメイシ(本ガイド未掲載種)やFavites pentagona ゴカクキクメイシなどと混同されていたため、国内での生息状況については再検討が必要である。

   

西平・Veron (1995)での出現記録:○

 

 

 


<< 戻る  (1/1)

●お問い合わせ: 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Email: cebes.data@(この部分は削除してメールして下さい)nies.go.jp

 

Copyright © Center for Environmental Biology and Ecosystem Studies, National Institute for Environmental Studies. All Rights Reserved.

Powered by Database Factory