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Coscinaraea columna (Dana, 1846)  

ヤスリサンゴ

Coscinaraeidae Benzoni, Arrigoni, Stefani and Stolarski, 2012 ヤスリサンゴ科

Coscinaraea Milne Edwards and Haime, 1848 ヤスリサンゴ属

撮影:杉原 薫(西之表市上古田、水深10m)

 

莢の長径は2〜4mm。

成長形:被覆状〜準塊状群体。群体の周縁が基盤から遊離して、やや板状に張り出すことがある。

軟体部の色彩と特徴:緑色〜赤褐色。よく発達したコリンの頂上部の両側に、昼間でもわずかに伸びた触手の先端が、白い点線状に並んで見える。

骨格の特徴:個体は多角形で、莢の長径は2〜4mm、サムナステロイド型に配列する。隣接する個体間には厚さが2mmほどのコリンがよく発達する。そのため莢内が深く、個体がセリオイド型またはメアンドロイド型配列に見える。隔壁・肋は3次まで、それらの上縁には先端が他方向に分岐した鋸歯がよく発達する。そのため隣接する隔壁・肋間が狭く、群体表面はザラザラして見える。1〜3次隔壁・肋の厚さと高さはほぼ同じ。1次・2次隔壁は長さがほぼ同じで、薄くなりながら莢心近くまで達する。3次隔壁の長さは1次・2次隔壁の半分以下。莢心近くでは、1次隔壁の先端から伸びたトラベキュラが絡み合い、その上部に鈍端な短い棒状の軸柱と複数の短いパリが形成される。軸柱部は周囲の隔壁内縁よりも低いため、莢心には明瞭な円形の中央窩が形成される。群体周縁の裏面にはエピテカが形成される。

生息環境:波当たりの弱い礁斜面や岩礁斜面の水深15m以浅で見られる。

国内での分布:和歌山県串本・熊本県天草牛深以南。

 

   

西平・Veron (1995)での出現記録:○

 

 

 


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