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Leptoseris hawaiiensis Vaughan, 1907  

ハワイセンベイサンゴ

Agariciidae Lamarck, 1801 ヒラフキサンゴ科

Leptoseris Milne Edwards and Haime, 1849 センベイサンゴ属

撮影:目ア拓真(西之表市上古田、水深17m)

 

低次・高次隔壁の厚さの違いが不明瞭。

成長形:葉状〜板状群体。群体がまだ小さな時は、漏斗状になっていることが多い。

軟体部の色彩と特徴:褐色で、群体の周縁は白っぽくなる。小さな群体では、中心個体を認識できることが多い。

骨格の特徴:個体は群体上面のみに分布し、サムナステロイド型に配列。中心のものを除く個体は楕円形で、長径2〜5mm。群体上での個体の分布は不規則で、ほとんど個体が見られない部分もあれば、複数の個体が群体周縁と平行に並ぶ部分もある。個体は共骨に埋在するもの、丘状に突出するものから群体周縁に向かって横向きに傾斜しながら突出するものなど様々。隔壁・肋は4次まで発達し、その厚さや突出度合は次数によらずほぼ同じ。3次・4次隔壁は1次・2次隔壁に比べてわずかに短い。個体のすぐ外側では、肋が分岐したり蛇行したりすることがある。軸柱は発達が悪く、欠くものも少なくない。そのため肉眼では、莢心に小さな穴が開いたように見える。

生息環境:礁斜面や岩礁斜面の水深15m以深で見られる。

国内での分布:種子島以南。種子島では稀。

 

   

西平・Veron (1995)での出現記録:○

 

 

 


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