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Acropora tumida (Verrill, 1866)  

エダミドリイシ

Acroporidae Verrill, 1902 ミドリイシ科

Acropora Oken, 1815 ミドリイシ属

撮影:杉原 薫(高知県大月町西泊、水深3m)

 

第2分枝の直径は8mm〜1cm。

成長形:指状またはコリンボース状群体。第1分枝が上方に伸びて芝草コリンボース状〜芝草状群体になるものもある。

軟体部の色彩と特徴:主に淡褐色〜黄緑色で、褐色や緑色のものも見られる。中軸個体はクリーム色になることが多い。

骨格の特徴:第2分枝まで発達。第1・第2分枝は基本的に円柱形で、先端1cm付近から細くなって円錐形になる。中軸個体が1つだけの第2分枝の場合、基部の直径8mm〜1cm、長さは指状〜コリンボース群体で1.5〜3cm、芝草コリンボース状〜芝草状群体で7.5cmほどまで伸びる。隣接した第2分枝の中軸個体間の距離は、前者で1〜2cmほどだが後者ではそれ以上になる。第1分枝と第2分枝のなす角は、前者では50°を超えるが、後者では40°未満。中軸個体は多孔質で、外径は3〜5mm、先端が平坦でほとんど突出しない。1次隔壁はよく発達し、長さ1Rに達する。放射個体は外径2〜3mmのものが多く、主に鼻状〜下唇が肥厚した唇弁状で、開口部は円形〜卵形。1次隔壁は長さ2/3〜1R。共骨は、放射個体の側面では肋状、それ以外では網目状で、表面には単一尖端棘や側偏棘が発達する。

生息環境:やや遮蔽的な岩礁域の水深10m以浅で見られる。

国内での分布:和歌山県串本〜高知県大月。種子島では記録されていない。

補足:本種はAcropora glauca ナカユビミドリイシやA. pruinosa ヒメエダミドリイシと混同されており、国内での生息状況は再検討する必要がある。野村・目崎(2005)のAcropora aff.samoensis は本種。

* 種子島初記録種

西平・Veron (1995)での出現記録:A. excelsaとして記録した可能性あり

 

*生時写真の群体とは別群体(ただし同地点の同水深で採集されたもの)

 


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