(1/1)

 

Acropora papillare Latypov, 1992  

タケノコミドリイシ(新称)

Acroporidae Verrill, 1902 ミドリイシ科

Acropora Oken, 1815 ミドリイシ属

撮影:下池和幸(中種子町馬立の岩屋、水深1m)

 

第2分枝の直径は2cm前後。

成長形:主に指状群体。群体周縁の枝が側方に伸長したコリンボース状群体も見られる。

軟体部の色彩と特徴:主に褐色〜淡褐色。

骨格の特徴:第2分枝まで発達。第2分枝は円錐形〜円柱形。まれに枝の太さ、長さや間隔がよく揃う群体もあるが、通常はそれらが不揃いな群体のほうが多い。枝基部で直径2cm前後、長さ2.5〜3.5cm。隣接した第2分枝の中軸個体間の距離は、枝が密集しているところで2〜3cmほど。中軸個体は緻密、外径3mm前後で突出しない。1次隔壁は長さ1/3〜3/4R。放射個体は外径1.5〜1.8mmで大きさがよく揃い、第2分枝の側面では密集して分布する。その形状は主に唇弁状で、下唇は枝の上部では薄く、下部ではやや肥厚して丸みを帯びて見える。1次隔壁の発達は悪く、長さ1/4〜1/3R。共骨は、放射個体の外側で肋状、その他の部分では網目状で、表面に単一尖端棘(一部は側偏棘)が密集する。

生息環境:波当たりの非常に強い礁縁〜礁斜面の浅所(特に水深5m以浅)で見られる。

国内での分布:種子島以南。

補足:本種はAcropora aspera ヒメマツミドリイシ、A. monticulosa サンカクミドリイシやA. robusta ヤスリミドリイシ(これらの3種は全て本ガイド未掲載種)と混同されているため、国内での生息状況については再検討が必要である。本種の新称和名は、枝の外観がタケノコに似ることに由来する。

* 種子島初記録種

西平・Veron (1995)での出現記録:Acropora sp. Japan 2として記録した可能性あり

 

 

 


<< 戻る  (1/1)

●お問い合わせ: 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Email: cebes.data@(この部分は削除してメールして下さい)nies.go.jp

 

Copyright © Center for Environmental Biology and Ecosystem Studies, National Institute for Environmental Studies. All Rights Reserved.

Powered by Database Factory