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平成29年度生態毒性に係るQSAR手法に関する調査検討業務(平成 29年度)
FY2017 Study on QSAR Technique Regarding Ecotoxicity

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1717BY009
開始/終了年度
2017~2017年
キーワード(日本語)
生態毒性予測
キーワード(英語)
Ecotoxicity Prediction

研究概要

化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48 年10 月16 日 法律第117 号)(以下「化審法」という。)では、化審法制定以前に製造・輸入が行われていた既存化学物質を含むすべての一般化学物質について、優先的に評価を行うべき化学物質(以下「優先評価化学物質」という。)を絞り込むためのスクリーニング評価を行い、必要に応じてより詳細なリスク評価を迅速かつ着実に実施し、その結果に応じた適切な措置を講じることとしている。平成23年度以降、毎年度スクリーニング評価を実施しているが、相当程度の推計暴露量があっても有害性情報が得られない物質が少なくない。また、動物愛護の観点から動物試験の削減が国際的にも求められるなかで、時間と費用を要する動物試験ではなく、化学物質の構造式や物理化学的性状と生物学的活性(毒性等)の定量的な相関(定量的構造活性相関(Quantitative Structure-Activity Relationship、以下「QSAR」という。)を用いた、生態毒性の簡易推計手法の活用が期待されている。化学構造式や物理化学的性状から生態毒性を予測するQSAR モデルについては、過去の環境省請負業務においては、このQSAR 手法を用いた生態毒性予測システム(Kashinhou Tool for Ecotoxicity: KATE。以下「KATE」という。)が研究、開発されている。本業務では、KATE の生態毒性予測に係るQSAR モデルの改良に必要な検討を行うとともに、QSAR モデルの実践的利用のための情報収集・情報提供等を行う。これらの結果について専門家等の意見を踏まえ、報告書として取りまとめる。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

KATEの開発に必要な毒性データの収集を追加的に行い、毒性データの信頼性及びQSARへの参照物質としての利用の可能性を検討する。毒性データの追加に伴い、クラス分類に係る部分化学構造、組み合わせ及びスコアについての見直しを検討する。KATEのQSARモデルの改良を行い、KATE更新版の公開・配布を、インターネット上のシステムを利用して行う。化審法生態毒性予測手法検討会や三省合同審議会等において、QSARに係る質問・指摘事項に対し必要な情報を提供することで関連する検討会等との連携を図る。

今年度の研究概要

KATEの開発に必要な毒性データの収集を追加的に行い、毒性データの信頼性及びQSARへの参照物質としての利用の可能性を検討する。毒性データの追加に伴い、クラス分類に係る部分化学構造、組み合わせ及びスコアについての見直しを検討する。KATEのQSARモデルの改良を行い、KATE更新版の公開・配布を、インターネット上のシステムを利用して行う。化審法生態毒性予測手法検討会や三省合同審議会等において、QSARに係る質問・指摘事項に対し必要な情報を提供することで関連する検討会等との連携を図る。

課題代表者

山本 裕史

  • 環境リスク・健康研究センター
  • 副センター長
  • Ph.D.
  • 化学,土木工学,生物学
portrait

担当者

  • 大野 浩一環境リスク・健康研究センター
  • 白石 寛明
  • 菅谷 芳雄
  • 今井 宏治
  • 古濱 彩子環境リスク・健康研究センター