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インドネシアの森林火災による大気エアロゾル粒子の気候影響に関する観測的研究(平成 29年度)
Observational study on impact of atmospheric aerosol particles originated from forest fire in Indonesia on climate

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1720CD003
開始/終了年度
2017~2020年
キーワード(日本語)
森林火災,エアロゾル,雲,ライダー
キーワード(英語)
Forest fire,Aerosol,Cloud,lidar

研究概要

インドネシアにおける森林火災起源の大気エアロゾル粒子による雲や降水への影響を、エアロゾル・雲・降水に関する光学・微物理観測および数値モデルによるシミュレーション解析を通して明らかにする。海洋研究開発機構で運用されているミクロネシア諸島域の観測サイト(パラオ共和国)におけるライダー、ディストロメータ、気象レーダ等による地上観測を継続して実施し、長期地上観測データおよび衛星観測データを組み合わせた統計解析により、エアロゾル・雲・降水プロセスを解明する新たな知見を創出する。また、本研究の推進に必要となる装置改良やデータ解析技術の開発・改良を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

パラオの地上観測サイトに設置されているライダーの改良およびエアロゾル・雲の光学・微物理特性解析を実施する。パラオ設置ライダーでは波長532,1064nmでのエアロゾル・雲特性が既に得られている。そこで、波長355nmでの測定機能の付加、水蒸気測定機能の付加を行う。測定機能の向上に合わせ、解析アルゴリズムの改良を行い、より高度なエアロゾル・雲抽出アルゴリズムの開発及びデータ解析を実施する。
H29:ライダーの最適改良へ向けた、装置の理論的シミュレーション及び物品選定と調達
H30:ライダーの改良及び連続測定の開始
H31:パラオにおけるライダー観測の継続及びライダーデータからのエアロゾル・雲・水蒸気プロファイルの抽出手法の開発・改良
H31:エアロゾル・雲・水蒸気データの長期解析(データセット化、森林火災イベントに沿ったデータ抽出等)

今年度の研究概要

本課題では、パラオに既存の2波長偏光ライダーに、波長355nmでの測定機能の付加し、かつ、水蒸気測定機能を付加する。そこで、H29年度はその実現に向けて、装置の理論的シミュレーションを実施し、それに基づいた光学部品等の選定を実施する。また、H30年の実装の早期実現に向けて、調達に時間のかかる物品等の調達を逸早く進め、来年度に備える。

外部との連携

富山大学、JAMSTEC、北海道大学、東京大学と共同・連携し本課題を実施する

課題代表者

西澤 智明

  • 環境計測研究センター
    遠隔計測研究室
  • 室長
  • 理学博士
  • 理学 ,物理学
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