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跡地利用された最終処分場における安定化に関する研究(平成 28年度)
Research on the Stabilization of Waste Landfill Used Effectively

予算区分
AH 地環研
研究課題コード
1416AH002
開始/終了年度
2014~2016年
キーワード(日本語)
最終処分場,安定化,跡地利用
キーワード(英語)
Waste Landfill,Stabilization,Using Site

研究概要

再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を受け、これまで利活用されていなかった最終処分場跡地に太陽光発電施設を設置する事例が増えている。近年の太陽光パネルの性能向上と低価格化により、年間日照時間が短い日本海側においても採算がとれるようになったことで、東北や北陸地方のような降雪地域にも建設事例が増加している。
平成25年度までの共同研究では跡地利用法のひとつとして太陽光発電所としての利用可能性について検証したが、実際の構造物を建設した場合の埋立地への影響については調査していない。つまり、太陽光発電施設を設置した場合の最終処分場安定化に及ぼす知見は無く、特に北陸地方のように年間降水量が多く、埋立地の保有水水位が高めで変動しやすい特徴がある処分場では、地盤沈下等による施設破損の懸念があり、安全な跡地活用を推奨する上で情報の収集が急務である。
本研究では、福井県内にある埋立地の一部に太陽光発電施設を設置した産業廃棄物最終処分場を対象として、浸出水水質分析とガス発生挙動調査、各種物理探査等を実施し、これまで蓄積したデータと比較評価することで、跡地利用が埋立層内の安定化の進行に及ぼす影響を評価する。ひいては、安定化の促進と、有効で安全な跡地利用の両立できる技術提案を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

 一部に太陽光発電施設が設置された処分場において、このような跡地利用が埋立地安定化に及ぼす影響把握を目的とし、浸出水水質分析、発生ガス調査および物理探査を行い、過去に収集した情報と比較評価する。また、実際に安定化が遅れている部分に揚水返送循環型の安定化促進技術を導入し、その効果を検証する。

今年度の研究概要

大将処分場において、各種埋立ガスフラックス解析ならびにデータ解析と影響評価を行う。

外部との連携

福島県衛生環境センター

課題代表者

山田 正人

  • 福島支部
    汚染廃棄物管理研究室
  • 室長
  • 京都大学博士(工学)
  • 工学,生物工学,化学工学
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担当者