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自動撮影装置を用いた昆虫モニタリング技術の開発〜トンボ類に着目して(平成 28年度)
Development of a monitoring method for dragonflies using camera traps

予算区分
AN 所内公募B
研究課題コード
1616AN004
開始/終了年度
2016~2016年
キーワード(日本語)
自動撮影,トンボ
キーワード(英語)
camera trap, dragonfly

研究概要

トンボ類はその生息に環境汚染の程度が低い水田・湿地を含む様々な環境を要求するため、健全な里地里山の指標として極めて重要であるとされている。特に、一般的な知名度も高いアキアカネ等の赤トンボ類は、全国的に農薬や耕作放棄等よる急激な減少が危惧されているが、従来の調査手法では広域での同時調査の継続が難しいため、より客観的・効率的なモニタリング手法の確立が喫緊の課題となっている。本研究は省電力かつ安価な自動撮影によるモニタリングの自動化・電子化が可能かを実証する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

春季に独自に開発した省電力型光センサーを用いた飛翔生物静止検知装置と市販のデジタルカメラを組み合わせて、乾電池動作のトンボ類自動撮影装置(一台の材料費が2〜3万程度におさまるもの)を試作し、野外に設置してその耐久性を試験する。また夏季後半からトンボ類の密度が明らかに異なる野外の複数地点に同時設置し、水田の指標種である赤とんぼ類を主な対象として自動撮影を行う(所内等の点検しやすい箇所から準備を始め、秋までには自動撮影装置を多くて20程度設置する)。可能ならば一部を大規模な耕作停止が発生している福島県の避難指示区域内外等にも設置を行う。同時に、設置箇所のうち複数地点において、従来のルッキング法あるいはマーキングによるトンボ密度の調査も行う。それによって得られた自動撮影の頻度と従来の手法によるトンボ類密度データとの関係を検討し、自動撮影装置によってどの程度の定量的調査が行えるかを検討する。

今年度の研究概要

単年度の課題のため上記の全体計画に同じ

関連する研究課題

課題代表者

吉岡 明良

  • 福島支部
    環境影響評価研究室
  • 研究員
  • 博士(農学)
  • 農学
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担当者