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熱帯アジアにおける都市廃水機能の回復による洪水リスク削減に向けた固形廃棄物の適正管理(平成 28年度)
Appropriate Solid Waste Management towards flood risk reduction through recovery of drainage function in tropical Asian urban cities

予算区分
KZ その他公募 APN-CRRP
研究課題コード
1618KZ001
開始/終了年度
2016~2018年
キーワード(日本語)
気候変動,水害,都市排水機能,固形廃棄物
キーワード(英語)
climate change, flood, urban drainage capacity, solid waste

研究概要

気候変動に対する脆弱性の高い熱帯地域の都市においては、人為的および自然由来の固形物による都市排水路の閉塞により、突発的及な都市洪水ならびに長期的な浸水被害が深刻な社会問題となっている。本研究では、下排水路の清掃、道路清掃、ごみ回収サービスの向上、路上投棄の防止などの対策により、都市排水機能を確保することで都市水害リスクを削減するための戦略的な方策について提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

降雨後に発生する都市水害とその長期化の要因として、都市排水機能の欠如が挙げられる。インフラ投資として排水機能を拡大する以前に、排水障害に至る物理的及び社会的な要因を特定し、その解決に向けた対策を検討する。排水路を閉塞させている固形残さの内容物を分析するとともに、その蓄積挙動・速度をモニタリングすることで、発生・排出要因の解析を行う。その上で、閉塞要因を除去するための提案として、道路清掃・廃棄物回収・自然管理部局との連携による対策に向けたガイダンスを提示する。また、道路や水路への廃棄物の投棄が社会生活に与える影響や産業損失への寄与について評価するとともに、生活者への啓蒙や廃棄物管理体系の改善につなげる。

今年度の研究概要

タイ・ベトナムの都市を対象に、都市排水、廃棄物管理の担当部局と共同で、既存の管理状況、水害発生地点、長期親水エリアなどに関する情報収集と要因解析をすすめる。その上で、水路閉塞に関する調査地点を複数選定し、組成調査及び蓄積挙動調査を開始する。また、生活者や事業者に対する水害リスクに対する意識調査を実施し、主に水路閉塞やその主要因として想定される都市ごみ投棄の現状に対する心理定期要因について知見を得る。

外部との連携

キングモンクット工科大学、カセサート大学、タマサート大学、フエ大学

課題代表者

石垣 智基

  • 資源循環・廃棄物研究センター
    国際廃棄物管理技術研究室
  • 主任研究員
  • 博士(工学)
  • 生物工学,工学,化学工学
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担当者