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バイオマスの資源循環技術開発に関する研究(平成 28年度)
A study on the development of biomass resource recycling technology

予算区分
NA 寄付
研究課題コード
1416NA002
開始/終了年度
2014~2016年
キーワード(日本語)
バイオマス,有効利用,肥料,資源循環
キーワード(英語)
Biomass,Effective use,Fertilizer,Resource recycle

研究概要

 本研究では、バイオマスとして生活排水由来派生汚泥を対象として、その資源化循環技法として水熱(亜臨界水)反応、超高温発酵反応を導入して堆肥化を図り、アミノ酸・有機酸・ブドウ糖の含有率の高い微生物資化性の極めて高いと言われる堆肥を緑農地還元する上での最適条件の解明を目的とする。上述した研究目的を達成するために、環境保全・資源循環型農業に貢献する技術・農法として水熱反応および有効生菌農法に着目し、?作物に有効な効果を有する乳酸菌や枯草菌等を活用するプロバイオティクス農法、?100℃以上の超高温好気発酵をしつつも強い活性を示し、難分解物質も迅速に分解・殺菌能を有する超高温好気発酵菌を用いた堆肥、?高温高圧の水を利用し難分解有機廃棄物も分解、無害化することができる物質変換技術を用いた水熱(亜臨界)反応堆肥、の3点に着目した。これらの3つの新たな視点を主軸とする稲作・畑作を通じ、未利用バイオマス派生残渣を活用した新たな資源循環技法を開発することを重点目標とした。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

 本研究では、上記の点を踏まえ、水稲栽培の収量性・環境に及ぼす影響を、水熱堆肥・超高温菌肥料・乳酸菌を用いたときと化学肥料を用いた場合において、水熱堆肥や超高温菌肥料が水稲栽培において有効利用できるか否かを、施肥や散布による環境影響を実験的に検討し考察することから明らかにするため、1)プロバイオティクス農法、2)超高温好気発酵堆肥、3)水熱(亜臨界)反応堆肥、の3点に着目し、これらの3つの新たな視点を主軸として、稲作を通じ、未利用バイオマス派生残渣を活用した新たな資源循環技法を開発することを目的として実施している。

今年度の研究概要

 今年度では、試験条件として、?無施肥区、?化学肥料区、?超高温堆肥区窒素(N)6kg/10a、?超高温堆肥区N18kg/10a、?超高温堆肥区N25kg/10a、?超高温堆肥区N50kg/10a、?超高温堆肥ー水熱堆肥区N超高温6+水熱6kg/10a、?超高温堆肥ー水熱堆肥ー乳酸菌添加区・N超高温6+水熱6(+乳酸菌)kg/10a、?超高温堆肥ー乳酸菌添加区・N超高温6(+乳酸菌)kg/10aとした。本試験条件で稲作解析評価を行うことで、バイオマスの効果的な新規性・有用性ある有価資源化循環技法開発を目指し、従来の堆肥化技法から、生産効率を高め、かつ病原微生物の感染を防止する新技術を開発する。

外部との連携

共和化工(株)

課題代表者

徐 開欽

  • 資源循環・廃棄物研究センター
    国際廃棄物管理技術研究室
  • 主席研究員
  • 工学博士
  • 土木工学,地学,生物工学
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担当者