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未利用藻類の高度利用・培養型次世代水産業の創出(平成 27年度)
The creation of advanced use and culturing type next-generation fishery industry of unutilized algae

予算区分
KZ その他公募
研究課題コード
1418KZ002
開始/終了年度
2014~2015年
キーワード(日本語)
微細藻,有用生産物,大量培養,カルチャーコレクション
キーワード(英語)
microalgae, valuable product, mass culture, culture collection

研究概要

微細藻を用いた応用利用の中で、DHAやアスタキサンチン等の高付加価値成分の機能性食品等への利用は、バイオ燃料等と比べて、付加価値が高く、少ない投資規模で事業が成立するといったメリットがある。微細藻を用いて高付加価値生産物を低コストで大量生産する技術開発を行い、機能性食品、機能性水産用餌料などの原料として供給・事業化する体制を構築するとともに、漁業者を想定した生産・供給・利用体制目指したビジネスモデルの構築に取り組むことで、地域産業の活性化に繋がる培養型次世代養殖業の創出を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

本研究開発では、DHAやアスタキサンチン等の高付加価値の有用物質生産能に優れた微細藻の探索と性能評価を行うとともに、低コスト培地や低コスト大量培養装置の開発、有用成分の機能解析や安全性評価を含む機能性食品素材としての検討を行う。また水産養殖場等の現場での大量培養システムの実証試験、生産・供給から製品への利用方法等、地域産業の活性化を目指したビジネスモデルのトータルデザインについても取り組む。

今年度の研究概要

今年度新たに分離されたDHA生産株や未調査の既存株について、増殖速度やDHA等の有用成分生産能等に関する培養試験を行い、アスリート候補株を選抜するとともに、DHA等有用成分生産能に優れた株の長期安定的な保存と共同研究機関への提供を行う。DHA生産基準株NIES-3737の性能向上のために、変異体作成と育種に取り組む。また藻類生産物の機能性評価として、UVA吸収物質や活性酸素消去物質等のアッセイ法の立ち上げと既存株のスクリーニングに着手するとともに、共同研究機関におけるスクリーニング試料の確保と提供に関わる作業を進める。

外部との連携

研究代表は、水産総合研究センターの石原賢司主任研究員。他の共同研究機関として、理化学研究所、(株)ユーグレナ、(株)シー・アクト、筑波大学、(株)ヒガシマル、東京大学、甲南大学

関連する研究課題

課題代表者

河地 正伸

  • 生物・生態系環境研究センター
    生物多様性資源保全研究推進室
  • 室長
  • 博士(理学)
  • 生物学
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担当者