ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

平成26年度生物応答を利用した水環境管理手法検討調査(平成 26年度)
Investigation on water environment management method using biological responses

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1414BY004
開始/終了年度
2014~2014年
キーワード(日本語)
全排水毒性,事業場排水,バイオアッセイ,排水管理
キーワード(英語)
WET, Industrial effluent, Bioassay, Effluent management

研究概要

工場・事業場からの排水には低濃度であっても多種多様な化学物質が含まれている場合があり、それらの生態系への悪影響や複合影響については未知な部分が多い。安心安全な水環境を確保し、事業場排水に起因する水質汚濁および水生生物等への悪影響を未然かつ効率的に防止するために、環境影響を総和的に管理する手法として、生物応答(バイオアッセイ)を利用した水環境管理手法(WET: Whole Effluent Toxicity)の国内への導入について調査・検討を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

環境省では平成21年度から4年間に亘り、環境中及び事業場排水中の化学物質による影響を総和的に把握し、対策を講じ、排水による環境影響の低減を図るため、これまでの個別物質管理手法を補完する新たな手法として生物応答(バイオアッセイ)を利用した水環境管理手法(以下「生物応答手法」)の国内への導入について調査・検討を行ってきている。その中で、生物応答手法の国内への導入に向けては、これまでの個別物質管理手法と異なる新たな水環境管理手法であることから、制度及び技術に関する課題を整理し克服していく必要があり、国内への導入にあたっての制度の在り方を検討し、運用にあたっては、必要となる基盤(試験機関、調査機関等に係る事項)の検討、技術的な作業手順書の作成などを行い、本格的な制度運用までに解決すべき課題等を明らかにした。
生物応答を用いた排水管理手法の国内への本格導入に向けた準備期間として、平成25年度調査では、過年度調査で明らかとなった制度・運用面での課題等を踏まえ、生物応答手法の排水管理への適切な導入制度の考え方等について検討を行った。この結果を踏まえ、本年度は排水管理制度に生物応答手法を円滑に導入するための検討を行う。また、制度が導入された場合に必要な運用面での基盤整備の検討を行うことを目的とする。

今年度の研究概要

(1)排水管理制度における生物応答手法の導入方針に関する検討
昨年度調査における導入の方向性を踏まえ、生物応答手法の効果的な導入のため、諸外国におけるバイオアッセイの利用状況の調査を行うとともに、「生物応答手法によるは排水管理マニュアル(仮)」(以下、管理マニュアル)の作成や、水環境管理への適用に関する調査・検討を行う。

(2)生物応答手法の運用に関する検討
過年度調査で検討した内容を踏まえ、生物応答手法について、「生物応答を用いた排水試験法(検討案)の改訂、評価方法の検討、排水改善ガイドラインの作成を行う。"
(3)生物応答手法の導入に必要な基盤整備に関する検討
 生物応答手法の導入に際して、必要となる基盤について以下の検討・整理を行う。
 1)生物応答手法適用事例・データの収集
 2)生物応答手法の有効性説明のためのバックデータの整理
 3)生物応答手法の試験分析機関の整備

(4)検討委員会の設置・開催
上記課題を検討するための以下の委員会、検討会及び分科会を設置、開催する。
 ?生物応答を利用した水環境管理手法に関する検討会
 ?排水(環境水)管理のバイオアッセイ技術検討分科会"

備考

契約前なのでまだ外部公開はしないでください。

課題代表者

鑪迫 典久

担当者

  • 渡部 春奈環境リスク・健康研究センター
  • 田村 生弥
  • 中村 中
  • 高信 ひとみ
  • 阿部 良子
  • 小塩 正朗
  • 荻野 仁子
  • 松崎 加奈恵
  • portrait
    青木 康展環境リスク・健康研究センター