ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

ライダー観測データを環境研究に応用するための関連情報の整備に関する研究(平成 24年度)
A study on rigorous definition of NIES lidar extinction coefficient for utilization in environmenal studies

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1215AQ002
開始/終了年度
2012~2015年
キーワード(日本語)
ライダー,エアロゾル,消散係数
キーワード(英語)
lidar, aerosols, extinction coefficient

研究概要

環境研究所が展開しているライダーネットワークにおける消散係数などのパラメータを用いて放射影響あるいは健康影響などについて調査する際に必要となる他の測定手法との対応関係について明らかにすると共に、利用者にとってより利便性の高いデータセットの策定を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

ライダーによって得られる消散係数鉛直プロファイルのうち、低高度の時系列について気象庁大気現象観測やつくばにおけるOPC観測結果との対比を行い、消散係数による表現の特徴を明らかにする。またその結果を踏まえ、このデータが広く利用されることを目指してより汎用的なデータセット体系を整備する。

今年度の研究概要

近年のライダー消散係数と気象庁による黄砂・煙霧判定との対応について定量的に明らかにする。つくばにおけるOPC観測による粒径分布と2成分ライダー消散係数との対応関係(大粒子〜非球型および小粒子〜球型)を明らかにする。

関連する研究課題
  • 0 : 地域環境研究分野における研究課題

課題代表者

清水 厚

  • 地域環境保全領域
    広域大気研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 物理学,地学
portrait