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アジアのエアロゾル・雲・降水システムの観測・モデルによる統合的研究(平成 24年度)
An integrated study of aerosol/ cloud/ precipitation system in East Asia using obervation and model simulation

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1114CD001
開始/終了年度
2011~2014年
キーワード(日本語)
個数濃度,化学組成,エアロゾル
キーワード(英語)
number concentration, chemical composition, aerosol

研究概要

エアロゾル・雲・降水過程は、将来の気候変動予測における最大の不確定要因の一つである。本研究では、エアロゾルの数濃度・粒径分布を中心軸として、雲粒の数・粒径、そして雲粒の衝突併合により生成する降水を、素過程に基づき統合的に理解することを目指す。鍵となるプロセスを正確に表現した数値モデルを開発しつつ、各要素を段階的に検証し、エアロゾルの雲・降水への影響を高精度で推定する。また仮説の域を出ていないエアロゾルの大気加熱効果(準直接効果)も、観測と数値モデルにより正確な評価をする。このためにこれまで開発してきた最先端の計測技術を用いてエアロゾル・雲の航空機・地上観測を行い、鍵となるプロセスの理解を格段に進展させる。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

本研究は「エアロゾル間接効果」と「エアロゾルの準直接の効果」の解明という2つの研究課題から構成され、先端的な観測と高精度モデルの開発・計算を融合することにより、それぞれの目的を実現する。
エアロゾルの間接効果はアジアにおけるエアロゾルの数濃度・粒径分布を支配する要因の定量化と雲との相互作用を軸とした研究を行う。準直接効果については、BCの微物理特性の時間・空間変動を先端的な計測器を用いた航空機観測で明らかにする。これを高精度で再現できるモデルを開発し、その効果を評価するという新たな方法で研究を実施する。間接効果・準直接効果が降水量・雲量に及ぼす影響を領域モデルで評価する。

分担者としては沖縄辺戸ステーションにおける個数濃度、化学組成分析を行う。

今年度の研究概要

沖縄辺戸ステーションに個数濃度測定装置、化学組成測定装置を設置し、航空機観測と同期して集中観測を行う。

外部との連携

代表 近藤豊教授 (東京大学大学院 理学系研究科)
東京大学と連携

関連する研究課題
  • 0 : 地域環境研究分野における研究課題

課題代表者

高見 昭憲

  • 地域環境研究センター
  • センター長
  • 博士(D.Phil)
  • 化学,化学工学
portrait

担当者

  • 三好 猛雄
  • 伊禮 聡