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食物網構造をベイズ推定する安定同位体混合モデルの開発と検証(平成 23年度)
Bayesian food web modeling based on stable isotope data

予算区分
CD 文科-科研費 基盤C
研究課題コード
1012CD011
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
生態系機能,生物多様性,群集生態学,安定同位体
キーワード(英語)
ecosystem function, biodiversity, community ecology, stable isotope

研究概要

生態系の機能やサービスを管理し保全するうえで、食物網構造の定量的な理解は欠かせない。本研究の目的は、安定同位体比データを利用して食物網構造を一括推定するベイズ推定モデルの開発である。このベイズ推定モデルは、食物網リンクの定性的な有無を表す二値食物網データと、定量的な食物網構成種の安定同位体比データを統合し、食物網を構成する全消費者への異なる餌資源の貢献比率を推定するものである。また、開発したモデルを野外食物網に適用し、モデルの精緻化を図る。この推定モデルは大量の食物網データの蓄積を可能にし、未知の食物網構造と生態系機能の関係を解明する道を拓くことで、生態系機能の管理・保全に役立つと期待できる。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

二値食物網データと安定同位体比データから、食物網の全体構造を推定するベイズ推定モデルを開発する。具体的には、ある食物網について、胃内容分析や糞分析、文献調査から得られる二値食物網データと、食物網構成種の安定同位体比データを取得することによって、その食物網における全ての消費者について異なる餌資源の貢献比率を推定するベイズ推定モデルを開発する。さらに、構築した食物網構造混合モデルを、食物網構造モデルを用いて生成した仮想的なニ値食物網を用いた推定力の検証を行う。本研究では、構造モデルとして最も代表的なニッチモデルや一般化カスケードモデル等を用いる。

今年度の研究概要

開発した推定モデルの検証を野外データを用いて実施する。

外部との連携

東邦大学

関連する研究課題
  • 0 : 生物・生態系環境研究分野における研究課題

課題代表者

角谷 拓

  • 生物・生態系環境研究センター
    生物多様性評価・予測研究室
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 生物学
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