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全球水資源モデルを利用した実時間シミュレーションによる世界の旱魃・洪水リスク検出(平成 23年度)
Detecting drought and flood risks by real time simulation using a global water resources model

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1112CD001
開始/終了年度
2011~2012年
キーワード(日本語)
水循環,水資源,地球変動予測
キーワード(英語)
Hydrological cycle, Water resources, Global change prediction

研究概要

申請者はこれまで全球水資源モデル(名前をH08という)の開発を行ってきた。H08に気象データを与えてシミュレーションを行うと、世界の河川流量や水利用量を空間解像度0.5°×0.5°、1日単位で推定することができる。本研究ではH08に気象予報データを与えてリアルタイムシミュレーションを行い、推定された土壌水分量、積雪水量、貯水池貯水量などの状態量の平年からのずれに関する情報を用いて、世界で起きている旱魃・洪水をリアルタイムに捉えるとともに、これから発生するリスクを検出することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

本研究は、20 世紀後半50 年のシミュレーションを行って、
(1) H08 が過去の世界の旱魃・洪水イベントを捉えられるか
(2) 旱魃・洪水イベント発生前にH08 の状態量にどのような特徴が現れるか
(3) H08 の状態量の平年からのずれと旱魃、洪水の起こりやすさにどのような関係があるか
について明らかにしたうえで、H08 のリアルタイムシミュレーションシステムを構築し、
(4) リアルタイムで世界の旱魃・洪水イベントを捉え、発生のリスクを検出する
ことを目的とする。そのために、20 世紀後半シミュレーション、過去9 年分のGPV 全球気象予報デー
タを利用したGPV アーカイブシミュレーション、リアルタイムシミュレーションの3つを行う。

今年度の研究概要

平成23年度は20世紀後半シミュレーションを実施する。これはH08を利用した20世紀後半50年の長期シミュレーションで、(1)H08が過去の世界の旱魃・洪水イベントを捉えられるか、(2)旱魃・洪水イベント発生前にH08の状態量にどのような特徴が現れるか、(3)H08の状態量の平年からのずれと旱魃、洪水の起こりやすさにどのような関係があるかについて明らかにするために行うものである。シミュレーションには新規に調達したPCサーバで行うが、納入されるまでは既存の機器を利用する。途中成果は水文・水資源学会等で発表する。

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究分野における研究課題
  • 0 : 社会環境システム研究分野における研究課題

課題代表者

花崎 直太

  • 地球環境研究センター
    気候変動リスク評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士(工学)
  • 土木工学
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