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モバイルテクノロジーを応用した新しい都市環境モニタリングシステムの研究(平成 23年度)
A research on a new monitoring system of urban environment with an applied mobile technology

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1012CD008
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
モバイルテクノロジー,大気環境,健康影響,モニタリング,都市
キーワード(英語)
MOBILE TECHNOLOGY, ATMOSPHERIC ENVIRONMENT, HEALTH IMPACT, MONITORING, URBAN

研究概要

都市の街区スケールにおけるモバイルテクノロジーを応用したリアルタイムの大気・熱環境データの収集・空間分布表示システムの構築を行い、国内外の複数の都市における運用を試みる。また、屋外快適性を高めるための街区や建築のデザインを属地的に実現するための基礎データとして、このような高空間解像度の環境情報データベースを、高時間解像度で構築する。さらに屋外温熱環境に限らず、大気汚染濃度や騒音レベル、磁場など各種環境要素についても扱う対象に含め、市民参加型の近隣環境モニタリングシステムの開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

2010年度は主としてセンサーの組み立てを行い、代表的なテストサイト(つくば市など)への試行的展開までを目標とする。データの収集・転送・処理が安定的に行えることや情報セキュリティの確保を確認したのち、2011年度は複数のテストサイト(武漢市など)に実際の運用を行い、データを蓄積する。2012年度は、モニタリングデータをリアルタイムで利用者がシェアすることで期待される、環境そのものへの市民啓発、地方自治体における近隣環境政策への貢献を評価する。

今年度の研究概要

昨年度構築したシステムについて、複数のテストサイトに実際の運用を行い、データを蓄積する。またサーバーの表示機能に関連し、つくば市を事例として、屋外快適性を高めるための街区や建築のデザインを属地的に実現するための基礎データとして、このような高空間解像度の環境情報データベースを、高時間解像度で構築する。センサーの取り付けには、歩行者や自転車に加え、タクシーや路線バスなど公共交通の協力を試みる。昨年度にひきつづき筑波大学を中心に学生の観測協力者(利用者)を募り、センサーを配布する。観測は、歩行もしくは自転車による移動をベースとする。

備考

以上の作業に当たっては、SenSariS社(Michael Setton氏)からのフルサポートを取り付けている。従前研究分担者であったVictoria Likhvarが離職・帰国して研究分担者たる資格を喪失したものの、以後の研究推進に本人の協力が必要であることから、海外研究協力者として位置づけ、必要に応じて招聘し、共同研究として推進する。

関連する研究課題

課題代表者

一ノ瀬 俊明

  • 社会環境システム研究センター
    地域環境影響評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士 (工学) (東京大学)(都市工学専攻論文博士)
  • 土木工学,地理学
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