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水産分野における温暖化緩和技術の開発(平成 22年度)
Development of Global Warming Mitigation Technologies in Fisheries

予算区分
JA 農水-独法
研究課題コード
1014JA001
開始/終了年度
2010~2014年
キーワード(日本語)
海洋表層,二酸化炭素分圧,推定モデル
キーワード(英語)
ocean surface, carbon dioxide partial pressure, assimilation modeling

研究概要

重要な二酸化炭素吸収域である日本排他的経済水域の二酸化炭素吸収量とその時間的変動を、高密度船舶モニタリングシステムとそのグリッドデータ外挿手法の開発・運用を通じて定量的に明らかにすると同時に、同海域における高解像度炭素・窒素循環モデルの開発・運用を通じて、日本排他的経済水域の二酸化炭素吸収機構とその変動要因を解明する。また水産業における主要な二酸化炭素排出源である漁船の移動・操業時における二酸化炭素排出量を、漁場から主要消費地までの総二酸化炭素排出量を最小化する漁港選択と漁船誘導技術の開発を通じて削減する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

共同研究サブテーマと分担サブテーマでは、水研センターの漁業調査船3隻にpCO2モニタリング装置を搭載し、各船の全航海で自動運転させることで、日本周辺海域における高密度のpCO2モニタリングを実施する。このデータを衛星観測および物理海況モデル再解析値データを用いて面的に内・外挿する手法を開発し、日本周辺海域の高解像度pCO2グリッドデータを作成する。得られたグリッドデータから日本周辺海域における大気-海洋間のCO2フラックスとその経年変動を算定する。

今年度の研究概要

H22年度においては、水研センターが開発した表層海洋二酸化炭素分圧測定装置と、国際的にも標準装置の一つである国立環境研究所の測定装置の系統的誤差がないかどうかを、比較実験で明らかにする。また、水研センターの漁業調査船への設置を進めるとともに、北太平洋全域用に研究してきた海洋表層二酸化炭素分圧推定手法を、日本近海に高解像度に適用する手法開発を行う。

備考

研究代表者:水産総合研究センター北海道区水産研究所 小埜恒夫

課題代表者

野尻 幸宏

  • 地球環境研究センター
  • 連携研究グループ長
  • 理学博士
  • 化学
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